2014年11月26日
11月22日(土)バンビシャス奈良 対 信州ブレイブウォリアーズ 戦
~第三クォーター、BWの猛攻~

第一クォーターはお互いに様子見な感じで試合が始まります。バンビシャスはターンオーバーやリバウンドから直線的な動き、ウォリアーズはハーフコートバスケットを展開していきます。バンビシャスもウォリアーズもイージーなシュートがなかなか決まらず試合は重い展開に。

第二クォーターに入ると両チーム共にフットワークが軽くなり、点の取り合いになります。安易なアウトサイドやアウトナンバーの隙を突いて攻める展開になり、観ている側としては楽しいかもしれませんが、ディフェンスの側面からすると地に足が着いていない、非常に雑な展開になりました。

昨年一年間この両チームをつぶさに見てきましたので、ハーフタイム後の選手の皆さんの表情を見ると、だいたい監督が褒めたのか、叱ったのか位は分かるようになったのですが、信州の方は明らかにカミナリが落ちた様子。後半に入ると信州のギアが一段上がります。まずディフェンスの面でボックスアウトが堅固になり、ペネトレイトされた時に複数のカバーでリングを守り、マッチアップに拘らずとにかく中に進入させない、“竜ディフェンス”が徹底されます。

オフェンス面ではカール選手のハイポストからパトリック選手へのパスで攻めますが、バンビシャスはパトリック選手をかなり研究してきた様子で、ブロックショットでこれを粉砕。するとウォリアーズは今度はアブカー選手&新加入デボーン選手にスイッチ。このメンバーチェンジが見事に当たります。アブカー選手のタッチの柔らかい内外からのシュート、デボーン選手の強力なインサイド攻撃に点差がついに二桁に。

第四クォーターもとにかくウォリアーズは竜ディフェンスを徹底し、得点よりも失点を防ぐ事を心掛けますが、そうはさせじとマレー選手が速攻で決めてきます。しかしバンビシャスは流れが来たと思われた時に痛恨のターンオーバーを連発。それが響いてしまい、ウォリアーズが逃げ切り勝利しました。

バンビシャスはとにかくリバウンドでウォリアーズに主導権を握られないようにそこだけは徹底出来ましたが、なにぶん外国人選手の比較的イージーなショットが決め切れなかった事、ウォリアーズもせっかくもらったFTを簡単に外すなど全体的に雑でしたが、外国人選手がここ一番にシュートを決めてくれたのが大きかったと思います。
四方山話

「竜児さんが信州に決まって、真っ先に(オファーが)来たのでそれで決めました。浜松の時に僕を一番成長させてくれたヘッドコーチでもありますし、人としても監督としてもとても信頼出来る方なので。」
浜松時代にこんなエピソードがあります。翔自選手が重い怪我を負った時の事です。当時トレーナー兼通訳だった菊元さんと竜児ヘッドで翔自選手を担いで真夜中の豊川、豊橋市内中の病院を駆け巡り、先生に頼み込んで治療をして貰った事がありました。そして『アイツとてもじゃないけど、バスケなんか出来る状態じゃないのに。』次の日、翔自選手はコートの上に立ちました。
翔自選手の身体は満身創痍、その両膝は本当はバスケなんか続けられる状態ではありません。しかしそれでもこうしてフィールドに立ち続けているのは、「もう一度竜児さんを有明に連れて行きたい。」その思い一心なんだと思います。

ターキッシュエアラインズ bjリーグ 2014-2015 オフシャルゲームズ
11月22日(土) ●バンビシャス奈良 82 − 97 信州ブレイブウォリアーズ○
1Q 17−18
2Q 22−25
3Q 14−22
4Q 29−32
第一クォーターはお互いに様子見な感じで試合が始まります。バンビシャスはターンオーバーやリバウンドから直線的な動き、ウォリアーズはハーフコートバスケットを展開していきます。バンビシャスもウォリアーズもイージーなシュートがなかなか決まらず試合は重い展開に。

第二クォーターに入ると両チーム共にフットワークが軽くなり、点の取り合いになります。安易なアウトサイドやアウトナンバーの隙を突いて攻める展開になり、観ている側としては楽しいかもしれませんが、ディフェンスの側面からすると地に足が着いていない、非常に雑な展開になりました。
昨年一年間この両チームをつぶさに見てきましたので、ハーフタイム後の選手の皆さんの表情を見ると、だいたい監督が褒めたのか、叱ったのか位は分かるようになったのですが、信州の方は明らかにカミナリが落ちた様子。後半に入ると信州のギアが一段上がります。まずディフェンスの面でボックスアウトが堅固になり、ペネトレイトされた時に複数のカバーでリングを守り、マッチアップに拘らずとにかく中に進入させない、“竜ディフェンス”が徹底されます。
オフェンス面ではカール選手のハイポストからパトリック選手へのパスで攻めますが、バンビシャスはパトリック選手をかなり研究してきた様子で、ブロックショットでこれを粉砕。するとウォリアーズは今度はアブカー選手&新加入デボーン選手にスイッチ。このメンバーチェンジが見事に当たります。アブカー選手のタッチの柔らかい内外からのシュート、デボーン選手の強力なインサイド攻撃に点差がついに二桁に。
第四クォーターもとにかくウォリアーズは竜ディフェンスを徹底し、得点よりも失点を防ぐ事を心掛けますが、そうはさせじとマレー選手が速攻で決めてきます。しかしバンビシャスは流れが来たと思われた時に痛恨のターンオーバーを連発。それが響いてしまい、ウォリアーズが逃げ切り勝利しました。

バンビシャスはとにかくリバウンドでウォリアーズに主導権を握られないようにそこだけは徹底出来ましたが、なにぶん外国人選手の比較的イージーなショットが決め切れなかった事、ウォリアーズもせっかくもらったFTを簡単に外すなど全体的に雑でしたが、外国人選手がここ一番にシュートを決めてくれたのが大きかったと思います。
四方山話
「竜児さんが信州に決まって、真っ先に(オファーが)来たのでそれで決めました。浜松の時に僕を一番成長させてくれたヘッドコーチでもありますし、人としても監督としてもとても信頼出来る方なので。」
浜松時代にこんなエピソードがあります。翔自選手が重い怪我を負った時の事です。当時トレーナー兼通訳だった菊元さんと竜児ヘッドで翔自選手を担いで真夜中の豊川、豊橋市内中の病院を駆け巡り、先生に頼み込んで治療をして貰った事がありました。そして『アイツとてもじゃないけど、バスケなんか出来る状態じゃないのに。』次の日、翔自選手はコートの上に立ちました。
翔自選手の身体は満身創痍、その両膝は本当はバスケなんか続けられる状態ではありません。しかしそれでもこうしてフィールドに立ち続けているのは、「もう一度竜児さんを有明に連れて行きたい。」その思い一心なんだと思います。
ターキッシュエアラインズ bjリーグ 2014-2015 オフシャルゲームズ
11月22日(土) ●バンビシャス奈良 82 − 97 信州ブレイブウォリアーズ○
1Q 17−18
2Q 22−25
3Q 14−22
4Q 29−32
4月12日(日)信州ブレイブウォリアーズ 対 新潟アルビレックスBB 戦
4月5日(日)信州ブレイブウォリアーズ 対 群馬クレインサンダーズ 戦
3月22日(日)信州ブレイブウォリアーズ 対 岩手ビッグブルズ 戦
12月14日(日)大阪エヴェッサ 対 信州ブレイブウォリアーズ 戦
11月23日(日)バンビシャス奈良 対 信州ブレイブウォリアーズ 戦
信州ブレイブウォリアーズ 東部体育館 公開練習見学
4月5日(日)信州ブレイブウォリアーズ 対 群馬クレインサンダーズ 戦
3月22日(日)信州ブレイブウォリアーズ 対 岩手ビッグブルズ 戦
12月14日(日)大阪エヴェッサ 対 信州ブレイブウォリアーズ 戦
11月23日(日)バンビシャス奈良 対 信州ブレイブウォリアーズ 戦
信州ブレイブウォリアーズ 東部体育館 公開練習見学
Posted by せん(閃) at 10:10│Comments(0)
│信州ブレイブウォリアーズ
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