
2016年02月04日
1月31日(日)バンビシャス奈良 対 滋賀レイクスターズ 戦
【シューターとは】

鴻ノ池の会場にはこの3シーズン何度も通わせて頂いているホームみたいな体育館。そこで今回、「何か新しい発見をしよう!」という事で、JR加茂駅から鴻ノ池まで歩いてみようと無謀な挑戦をしました。加茂駅8時20分に出発です。

京都府南部のスーパーと言えばこれ、フードファクトリー スーパーサンフレッシュです。開店はしていませんでしたが、トラックからの荷入れで慌ただしい雰囲気でした。

県道44号線をひたすら歩いたのですが、この辺りは意外と古い神社仏閣が多いのです。

南加茂台は1980年代からの歴史ある住宅街で、木津川市は京都府でありながら商圏が奈良であるためか奈良との結びつきが強く、木津川市在住のバンビシャスブースターさんもかなり多いのです。1988年の加茂駅電化に伴い大和路線・大阪環状線への直通電車が運行されるようになり、益々便利になりました。

交通に関しても奈良交通さんが地域を支えておられて、滋賀県境の和束町まで乗り入れをされています。

むむむ!、非常に興味の湧く表示ですが、とにかくここは先を急ぎます。

暫くの間峠道が続きます。既に沢山の汗(・_・;)。

1時間以上の峠道が過ぎ、この看板が見えた時の安堵感ときたら.....。いつも凄い順番待ちで、まだ一度も食べた事が無いんですよ。

木津南配水池のこの建物を見る度に“バベルの塔”を思い出すのは僕だけじゃなかったんだ。

そしてやっとのやっと、奈良県に辿り着きました!。

今回の旅の一番の目玉は何と言ってもコレ。車で何度も通っている
県道44号線ですが、一度も目に止まりませんでした。

同世代の畿内の男性なら一度はカワイ子ちゃんを連れて来たであろう奈良ドリームランドも2006年に閉園。時代の栄枯盛衰を感じさせます。

宗教的な建造物と思っていたらなんと奈良テレビ放送さんだったとは!。奈良テレビさん、バンビシャス戦の中継を宜しく頼みます!。

そしてやっとの思いで鴻ノ池運動公園に10時50分に到着。しんどかったですが、普段見過ごしているものを沢山捉える事が出来て本当に楽しいウォーキングでした。また別の会場でチャレンジしたいと思います。

試合は第一クォーターから両チーム共にセットオフェンス主体のバスケットを展開していく中、岡田選手のスリーポイントから幕を開けます。シュートの確率は別として、若干レイクスのオフェンスは個の力に頼った感がありました。一方バンビシャスの方がボールを回せていた様に思えましたが、フィニッシュのところでタフなシュートになってしまいました。レイクスのディフェンスは明らかにバンビシャスのインサイドを封じる意図を感じました。

バンビシャスのディフェンスは常にゴール下にポジションを取るマッチアップゾーン。このディフェンスはアウトサイドシュートのチャンスを少なくし、成功率を下げることに繋がるのですが、リバウンドで負けなければレイクスとは渡り合う事が出来るという意図を感じました。それに対してレイクスは45度で巧みなスクリーンを展開し、シューターにスペースを作ります。

第一クォーター終盤にバンビシャスにとても良い場面がありました。それはジョシュ選手とジュリアス選手のツインタワーコンビです。ジュリアス選手を抑え込んでいる間にジョシュ選手がゴール下を決める。正直レイクスは「これに手こずるだろうな。」と思いました。

第二クォーター、レイクスは攻撃の基点を45度からベースラインに変えてきます。これはある意味バンビシャスディフェンスとしてはボールサイドを固定する事が出来るために悪くは無いのですが、そこはシューター揃いのレイクス。0度からのアウトサイドを決めたりシュートと見せかけてヘルプサイドに大きなパスを回したりなかなか的を絞らせません。

オフシャルタイムアウト後レイクスは途端に足が止まりアウトサイド主体の攻撃になってしまいますが、しかしディフェンスだけは決まり事を徹底します。『バンビシャスのインサイドは許さない。』この明確な意思は本当に素晴らしいと思いました。

第三クォーター、レイクスのスローインに対してバンビシャスはオールコートプレスを仕掛けて見事にターンオーバーを奪います。そしてヒンクル選手のスリーポイントが炸裂。バンビシャスの反撃の狼煙かと思われました。しかし今シーズンこういう場面で度々ゲームを落ち着かせるのがJ選手のインサイドの存在です。しかしバンビシャスもジョシュ選手の連続インサイド攻撃でレイクスはここで堪らずタイムアウトを取ります。今シーズンから20秒タイムアウトが無くなった為に、タイムアウトも大事に使わなくてはならず、序盤のタイムアウトは後半に大きな影響を及ぼします。

タイムアウト終了後、岡田選手のバックドアパスをマブンガ選手がリング下で決めますが、バンビシャスは達也選手が連続ドライブを決めます。レイクスにとっては我慢の時間帯、バンビシャスにとっては逆転のチャンスでした。レイクスは攻守共に動きが鈍く単発な攻撃が続きますが、バンビシャスもなかなか押し切る事が出来ません。残り4分の所でバンビシャスがタイムアウト。衛藤ヘッドはここで一気に逆転を狙う為のタイムアウトだっとは思いますが、逆にこのタイムアウトはレイクスにとっても助かるインターバルとなります。タイムアウト後も一進一退は続きますが、バンビシャスは残り2分強でまたもやタイムアウトを要求。結果的にこのタイムアウトは試合の行方を大きく左右するものとなりました。レイクスは相変わらず単発の攻撃を続けていた為に衛藤ヘッドの気持ちも非常によく分かるのですが、その思いにバンビシャスメンバーが応える事が出来ませんでした。

第三クォーターに2つのタイムアウトを“失って”しまったバンビシャス。第四クォーター、残り10分で10点の差。レイクスにとっては先が見える展開となりました。バンビシャスにはタフなシュートを打たせて、自分達はオープンショットを打つ。悪いショットでも最悪フリースローを得る。レイクスはこれだけでした。第四クォーターに多くのフリースローを獲得する。これはレイクスの勝ちパターンです。残り6分半、点差が最大18点差に広がってしまった所でバンビシャスは最後のタイムアウトを使い切ってしまいます。

タイムアウトというのは相手の良い流れを断ち切り自分達に流れを引き込む為の手段ですが、それは同時に相手に対してもインターバルを与えてしまうものです。相手にとって「折角今良い流れなのに.....。」というシチュエーションであるならば効果的なのですが、蓋を開けてみれば実は相手も苦しかったという場面では、味方を信じて我慢をする事も大切なんだと改めて学んだ気がしました。

オールスターで素晴らしいコンビネーションを見せた達也選手と岡田選手との対決。bjレジェンドの寺下選手とJ選手との火花を散らしたマッチアップ。本当に見所の多い試合だったと思います。
レイクスにとっては苦しい時間帯が多い試合でした。アウェイで連勝するのはどのチームにとっても一番難しい事ですが、それを成し遂げられたのは、一重に40分間を通してディフェンスだけは手を抜かなかった賜物だったと思います。ただ確率が悪かったフリースローやオープンショットを沢山落としてしまった等、オフェンスとディフェンスのバランスがまだまだ悪い事が浮き彫りになりました。

四方山話
今節の向人ヘッドは非常に明確な意思を持ったバスケットを展開されたと思います。今シーズンのレイクスはリーグで初めてディフェンシブ・レーティング(DefRtg=100ポゼッション当たりの失点)1位を獲得しましたが、今節はこれから対戦が控えているウェスタン上位チームに対する対策に重点に置いたのではないでしょうか。つまり“失点を如何に防いで得点に繋げていくか”を課題に、落ち着いて腹を据えてディフェンスに取り組んだと言えると思います。
ディフェンスポイントは三つあったと思います。一つはヒンクル選手のアウトサイドを如何に防ぐか(決めさせない様に努めるか)、もう一つはジュリアス選手に如何にインサイドを好き勝手させないか。三つ目は何と言ってもバンビシャスのキーマン、達也選手を如何に窮屈にさせるか。
歴代レイクスのディフェンスだと、この三つを同時に防ぐ事は非常に難しかったと思うのです。しかし今節はほぼ満足出来る結果を導き出せたのではないでしょうか。ただ例えば浜松などはこのアウトサイドもインサイドもポイントガードも複数の名手が存在します。そうなった時に同じ事が出来るかと言えば、なかなか難しいものがあるでしょう。
しかしレイクスが再び有明の地を踏むには、この道を極めていくしか他に手立ては無いと断言出来ると思います。このメンバー、得点は放っておいてもそれなりに取ってくる。怖いのはディフェンスで自滅する事、ただそれだけです。
ハリバックの遅れ。ハンズアップの無さ。リバウンドのウォッチ。この3大ムダをまずは徹底的に無くしていって欲しいものです。

一方のバンビシャスは第四クォーターでの岡田選手へのダブルチーム作戦があまりにも遅過ぎた感がありました。あれを第一クォーターから展開していけばまた試合が違ったものになったのかもしれません。前回の金沢戦を拝見させて頂いた時と同じ意見なのですが、インサイド攻撃をジュリアス選手一人に任せっきりでは、今のバスケットでは望むべく結果を生み出す事は難しいと思いました。今回太志選手がインサイドアタックを頑張ってくれましたが、それを純平選手や樋口選手ももっと展開して欲しかった。そうする事でジュリアス選手へのマークもソフトになり、彼のプレイももっとやり易くなったに違いありません。
日本人選手が折角リング下に潜り込んでも、相手ビッグマンのブロックを恐れそのまま通過していく。それでは何の風も起こせません。シューターとは生まれ持った才能なのでしょうか、何万本も人より多くシュート練習をする努力なのでしょうか。
僕はシューターとはリングに対する執念が生み出すものだと思っています。ライジング福岡の青木康平選手を見て下さい。彼はあんな小さな身体でリング下に潜り込み、どれだけ突き飛ばされようが最後までシュートを諦めません。あの執念が正確無比なフリースローを生み出してきたのだと思うのです。岡田選手の通算5000点は彼のスリーポイント能力が生み出したものでしょうか?。僕は岡田選手の獲物に対する獰猛さが導き出した結果だと思うのです。だから彼はダブルチームになればなるほどシュートを打つのです。

バンビシャスが勝てば誰の目も憚らずブースターさん達がコートサイド・エンドで涙を流します。こんなチームは日本広しと言えどもバンビシャスだけです。
新潟アルビレックスと秋田ノーザンハピネッツのアップを見ると、選手達がもの凄い掛け声を出しています。僕はバンビシャスにもあれをぜひ取り入れて欲しいと思うのです。当たりがキツいチームと対戦したら途端にベンチがシュンとしてしまう。それでは、折角みんなで築き上げた6連勝をすぐに手放してしまう結果になりかねません。
6連勝は選手やスタッフの皆さんだけで築き上げたものだったのでしょうか。そうではなく、結集された一つのバンビネーションで築きあげてきた財産だった筈です。
ANNさんのあの「大きな声で!」の鼓舞は、全てのバンビネーションの人達に対する願いなんだと僕は思います。

最後に
失ったカロリーはその日のうちに奈良駅前で補充致しました。帰りのウォーキングは、奈良駅までが限界でした.....。

みんなが人権ブースター PRESENTS
1月31日(日) ●バンビシャス奈良 75 − 88 滋賀レイクスターズ○
1Q 22−26
2Q 16−22
3Q 20−19
4Q 17−21
鴻ノ池の会場にはこの3シーズン何度も通わせて頂いているホームみたいな体育館。そこで今回、「何か新しい発見をしよう!」という事で、JR加茂駅から鴻ノ池まで歩いてみようと無謀な挑戦をしました。加茂駅8時20分に出発です。
京都府南部のスーパーと言えばこれ、フードファクトリー スーパーサンフレッシュです。開店はしていませんでしたが、トラックからの荷入れで慌ただしい雰囲気でした。
県道44号線をひたすら歩いたのですが、この辺りは意外と古い神社仏閣が多いのです。
南加茂台は1980年代からの歴史ある住宅街で、木津川市は京都府でありながら商圏が奈良であるためか奈良との結びつきが強く、木津川市在住のバンビシャスブースターさんもかなり多いのです。1988年の加茂駅電化に伴い大和路線・大阪環状線への直通電車が運行されるようになり、益々便利になりました。
交通に関しても奈良交通さんが地域を支えておられて、滋賀県境の和束町まで乗り入れをされています。

むむむ!、非常に興味の湧く表示ですが、とにかくここは先を急ぎます。
暫くの間峠道が続きます。既に沢山の汗(・_・;)。
1時間以上の峠道が過ぎ、この看板が見えた時の安堵感ときたら.....。いつも凄い順番待ちで、まだ一度も食べた事が無いんですよ。
木津南配水池のこの建物を見る度に“バベルの塔”を思い出すのは僕だけじゃなかったんだ。
そしてやっとのやっと、奈良県に辿り着きました!。
今回の旅の一番の目玉は何と言ってもコレ。車で何度も通っている
県道44号線ですが、一度も目に止まりませんでした。
同世代の畿内の男性なら一度はカワイ子ちゃんを連れて来たであろう奈良ドリームランドも2006年に閉園。時代の栄枯盛衰を感じさせます。
宗教的な建造物と思っていたらなんと奈良テレビ放送さんだったとは!。奈良テレビさん、バンビシャス戦の中継を宜しく頼みます!。
そしてやっとの思いで鴻ノ池運動公園に10時50分に到着。しんどかったですが、普段見過ごしているものを沢山捉える事が出来て本当に楽しいウォーキングでした。また別の会場でチャレンジしたいと思います。
試合は第一クォーターから両チーム共にセットオフェンス主体のバスケットを展開していく中、岡田選手のスリーポイントから幕を開けます。シュートの確率は別として、若干レイクスのオフェンスは個の力に頼った感がありました。一方バンビシャスの方がボールを回せていた様に思えましたが、フィニッシュのところでタフなシュートになってしまいました。レイクスのディフェンスは明らかにバンビシャスのインサイドを封じる意図を感じました。

バンビシャスのディフェンスは常にゴール下にポジションを取るマッチアップゾーン。このディフェンスはアウトサイドシュートのチャンスを少なくし、成功率を下げることに繋がるのですが、リバウンドで負けなければレイクスとは渡り合う事が出来るという意図を感じました。それに対してレイクスは45度で巧みなスクリーンを展開し、シューターにスペースを作ります。
第一クォーター終盤にバンビシャスにとても良い場面がありました。それはジョシュ選手とジュリアス選手のツインタワーコンビです。ジュリアス選手を抑え込んでいる間にジョシュ選手がゴール下を決める。正直レイクスは「これに手こずるだろうな。」と思いました。

第二クォーター、レイクスは攻撃の基点を45度からベースラインに変えてきます。これはある意味バンビシャスディフェンスとしてはボールサイドを固定する事が出来るために悪くは無いのですが、そこはシューター揃いのレイクス。0度からのアウトサイドを決めたりシュートと見せかけてヘルプサイドに大きなパスを回したりなかなか的を絞らせません。

オフシャルタイムアウト後レイクスは途端に足が止まりアウトサイド主体の攻撃になってしまいますが、しかしディフェンスだけは決まり事を徹底します。『バンビシャスのインサイドは許さない。』この明確な意思は本当に素晴らしいと思いました。

第三クォーター、レイクスのスローインに対してバンビシャスはオールコートプレスを仕掛けて見事にターンオーバーを奪います。そしてヒンクル選手のスリーポイントが炸裂。バンビシャスの反撃の狼煙かと思われました。しかし今シーズンこういう場面で度々ゲームを落ち着かせるのがJ選手のインサイドの存在です。しかしバンビシャスもジョシュ選手の連続インサイド攻撃でレイクスはここで堪らずタイムアウトを取ります。今シーズンから20秒タイムアウトが無くなった為に、タイムアウトも大事に使わなくてはならず、序盤のタイムアウトは後半に大きな影響を及ぼします。

タイムアウト終了後、岡田選手のバックドアパスをマブンガ選手がリング下で決めますが、バンビシャスは達也選手が連続ドライブを決めます。レイクスにとっては我慢の時間帯、バンビシャスにとっては逆転のチャンスでした。レイクスは攻守共に動きが鈍く単発な攻撃が続きますが、バンビシャスもなかなか押し切る事が出来ません。残り4分の所でバンビシャスがタイムアウト。衛藤ヘッドはここで一気に逆転を狙う為のタイムアウトだっとは思いますが、逆にこのタイムアウトはレイクスにとっても助かるインターバルとなります。タイムアウト後も一進一退は続きますが、バンビシャスは残り2分強でまたもやタイムアウトを要求。結果的にこのタイムアウトは試合の行方を大きく左右するものとなりました。レイクスは相変わらず単発の攻撃を続けていた為に衛藤ヘッドの気持ちも非常によく分かるのですが、その思いにバンビシャスメンバーが応える事が出来ませんでした。

第三クォーターに2つのタイムアウトを“失って”しまったバンビシャス。第四クォーター、残り10分で10点の差。レイクスにとっては先が見える展開となりました。バンビシャスにはタフなシュートを打たせて、自分達はオープンショットを打つ。悪いショットでも最悪フリースローを得る。レイクスはこれだけでした。第四クォーターに多くのフリースローを獲得する。これはレイクスの勝ちパターンです。残り6分半、点差が最大18点差に広がってしまった所でバンビシャスは最後のタイムアウトを使い切ってしまいます。

タイムアウトというのは相手の良い流れを断ち切り自分達に流れを引き込む為の手段ですが、それは同時に相手に対してもインターバルを与えてしまうものです。相手にとって「折角今良い流れなのに.....。」というシチュエーションであるならば効果的なのですが、蓋を開けてみれば実は相手も苦しかったという場面では、味方を信じて我慢をする事も大切なんだと改めて学んだ気がしました。
オールスターで素晴らしいコンビネーションを見せた達也選手と岡田選手との対決。bjレジェンドの寺下選手とJ選手との火花を散らしたマッチアップ。本当に見所の多い試合だったと思います。
レイクスにとっては苦しい時間帯が多い試合でした。アウェイで連勝するのはどのチームにとっても一番難しい事ですが、それを成し遂げられたのは、一重に40分間を通してディフェンスだけは手を抜かなかった賜物だったと思います。ただ確率が悪かったフリースローやオープンショットを沢山落としてしまった等、オフェンスとディフェンスのバランスがまだまだ悪い事が浮き彫りになりました。

四方山話
今節の向人ヘッドは非常に明確な意思を持ったバスケットを展開されたと思います。今シーズンのレイクスはリーグで初めてディフェンシブ・レーティング(DefRtg=100ポゼッション当たりの失点)1位を獲得しましたが、今節はこれから対戦が控えているウェスタン上位チームに対する対策に重点に置いたのではないでしょうか。つまり“失点を如何に防いで得点に繋げていくか”を課題に、落ち着いて腹を据えてディフェンスに取り組んだと言えると思います。
ディフェンスポイントは三つあったと思います。一つはヒンクル選手のアウトサイドを如何に防ぐか(決めさせない様に努めるか)、もう一つはジュリアス選手に如何にインサイドを好き勝手させないか。三つ目は何と言ってもバンビシャスのキーマン、達也選手を如何に窮屈にさせるか。
歴代レイクスのディフェンスだと、この三つを同時に防ぐ事は非常に難しかったと思うのです。しかし今節はほぼ満足出来る結果を導き出せたのではないでしょうか。ただ例えば浜松などはこのアウトサイドもインサイドもポイントガードも複数の名手が存在します。そうなった時に同じ事が出来るかと言えば、なかなか難しいものがあるでしょう。
しかしレイクスが再び有明の地を踏むには、この道を極めていくしか他に手立ては無いと断言出来ると思います。このメンバー、得点は放っておいてもそれなりに取ってくる。怖いのはディフェンスで自滅する事、ただそれだけです。
ハリバックの遅れ。ハンズアップの無さ。リバウンドのウォッチ。この3大ムダをまずは徹底的に無くしていって欲しいものです。

一方のバンビシャスは第四クォーターでの岡田選手へのダブルチーム作戦があまりにも遅過ぎた感がありました。あれを第一クォーターから展開していけばまた試合が違ったものになったのかもしれません。前回の金沢戦を拝見させて頂いた時と同じ意見なのですが、インサイド攻撃をジュリアス選手一人に任せっきりでは、今のバスケットでは望むべく結果を生み出す事は難しいと思いました。今回太志選手がインサイドアタックを頑張ってくれましたが、それを純平選手や樋口選手ももっと展開して欲しかった。そうする事でジュリアス選手へのマークもソフトになり、彼のプレイももっとやり易くなったに違いありません。
日本人選手が折角リング下に潜り込んでも、相手ビッグマンのブロックを恐れそのまま通過していく。それでは何の風も起こせません。シューターとは生まれ持った才能なのでしょうか、何万本も人より多くシュート練習をする努力なのでしょうか。
僕はシューターとはリングに対する執念が生み出すものだと思っています。ライジング福岡の青木康平選手を見て下さい。彼はあんな小さな身体でリング下に潜り込み、どれだけ突き飛ばされようが最後までシュートを諦めません。あの執念が正確無比なフリースローを生み出してきたのだと思うのです。岡田選手の通算5000点は彼のスリーポイント能力が生み出したものでしょうか?。僕は岡田選手の獲物に対する獰猛さが導き出した結果だと思うのです。だから彼はダブルチームになればなるほどシュートを打つのです。

バンビシャスが勝てば誰の目も憚らずブースターさん達がコートサイド・エンドで涙を流します。こんなチームは日本広しと言えどもバンビシャスだけです。
新潟アルビレックスと秋田ノーザンハピネッツのアップを見ると、選手達がもの凄い掛け声を出しています。僕はバンビシャスにもあれをぜひ取り入れて欲しいと思うのです。当たりがキツいチームと対戦したら途端にベンチがシュンとしてしまう。それでは、折角みんなで築き上げた6連勝をすぐに手放してしまう結果になりかねません。
6連勝は選手やスタッフの皆さんだけで築き上げたものだったのでしょうか。そうではなく、結集された一つのバンビネーションで築きあげてきた財産だった筈です。
ANNさんのあの「大きな声で!」の鼓舞は、全てのバンビネーションの人達に対する願いなんだと僕は思います。
最後に
失ったカロリーはその日のうちに奈良駅前で補充致しました。帰りのウォーキングは、奈良駅までが限界でした.....。
みんなが人権ブースター PRESENTS
1月31日(日) ●バンビシャス奈良 75 − 88 滋賀レイクスターズ○
1Q 22−26
2Q 16−22
3Q 20−19
4Q 17−21
2014年04月25日
4月20日(日)浜松東三河フェニックス 対 バンビシャス奈良 戦
〜入らなかったレイのスリー〜

いつも妻にバスケット観戦ばかりに付き合わせてしまっているので、たまにはその罪滅ぼしにと、豊橋駅程近くのスパゲッ亭チャオというお店に行って参りました。

このお店はあんかけスバゲティーが有名で、豊橋では40年のとても歴史のあるお店です。僕はカンツリーを、ハニーちゃんはバイキングを注文しました。ちなみにあんかけスパの種類はざっと①バイキング(チキンカツ・ウインナー)、②チャオ(ポークピカタ)、③ナポリ(イタリアンオムレツ)、④イタリアン(ウィンナー)、⑤カンツリー(野菜ソテー)に分かれているみたいで、カンツリーが野菜なのは田舎で栽培されるという意味なのでしょうか…。
あんかけスパゲティーは名古屋(尾張)が発祥らしいのですが、正直名古屋で食べた時はコショウが効き過ぎてどちらかと言うと苦手な食べ物になりました。しかしこのお店のものはコショウも程良くあっさりしていて、量が食べられる味付けだったのが嬉しかったです。

さてさてやって参りました浜松東三河フェニックス対バンビシャス奈良戦。場所は雨の豊橋市総合体育館です。この試合がバンビシャス奈良の今シーズン最終戦という事もあり、沢山のバンビシャスブースターの皆さんがアウェイの地豊橋に駆けつけました。僕にとっては久し振りの東三河観戦でした。

試合は序盤から両チーム共にタイトなディフェンス合戦で、なかなかインサイドを攻略出来ない膠着した展開となります。そんな中、太田選手とモス選手の手に汗握る対決は非常に見応えがありました。

しかしバンビシャスの効果的な外郭シュートが決まった分だけ、ややバンビシャスペースで試合が進みます。本来アウトサイドシュートならフェニックスの方が確率が高いのですが、この日はその代表格であるレイニクソン選手が大ブレーキ。ジャメイン選手が一人でインサイドを突破しようと試み、前半を34対40バンビシャスリードで折り返します。

後半に入るとバンビシャス遠山ヘッドは3-2ゾーンという勝負に出ます。これはつまりこの日の試合の脅威だったジャメイン選手の突破を防ぐ策で、この作戦が功を成し、よくある第三クォーターに大きく失点するという事態を回避すると共に、僅かながら更にリードを広げる事に成功しました。それもこれも、レイのスリーポイントが入らないからこその作戦でした。

しかしそこは元王者のフェニックス。第四クォーターに入るとそれまで温存気味だったテイト選手のインサイドで三点プレイを稼ぎ一時は一点差まで肉薄しますが、第四クォーターだけで10点を取り返すのが如何に至難の技かという通り、最後はバンビシャスが落ち着いたプレイで逃げ切りました。

四方山話
この日のバンビシャスは最初から何かをやってくれそうな空気に包まれていました。そしてヘッドコーチも選手のみんなも最初からエンジン全開でした。
しかしながらそれが少々空回り気味で、随分とフェニックスに助けられた感は拭えません。先にも申し上げましたが、レイ選手が考えられないどフリーをことごとく外しましたし、ムキになったジャメイン選手はフリーで待ち構えていた大口選手にキックアウトを出しませんでした。慎之介キャプテンに至っては、PGとして決してしてはいけない審判とファイトしてしまいました。
フェニックスには206センチの太田敦也選手が存在する為に、どうしても日本人選手がフェニックスの外国人選手とのマッチアップを余議無くされてしまいます。バンビシャスでその役目を果たしたのが本多純平選手でした。しかし純平選手はこの40分間、目まぐるしくレイやジャメインなどの能力の高い外国人選手とのマッチアップでいっぱいっぱいの様子でした。
シーズン始まる前に遠山ヘッドコーチにこんな質問をした事があります。「コーチにとって、ディフェンスとは何ですか?。」と。
するとコーチは僕にこう言いました。『究極の追求ですね。』と。
今シーズン、遠山ヘッドは『ディフェンス』という言葉を何度も何度も口にされ、そして『カルチャー』という言葉を発しました。つまりコーチはバンビシャス奈良で“ディフェンスというカルチャー”を築きたいと思ったのだと思います。逆に言えば勝つ為にはディフェンスしか他に手立てが無かったのではないでしょうか。
目には見えません。だから根拠は何もありません。でも僕はコーチのその揺るぎない不退転の決意が、フェニックスの何かを狂わしたのではないだろうかと思えてならないのです。
この拙いブログで、今シーズンはバンビシャスの敗戦の記事しか書けないとシーズン前からそう思っていました。でもバンビシャスは最後の最後で僕の目の前で勝利の光景を見せてくれました。
素直に嬉しいです。でもそれは静かなささやかな喜びです。遠山ヘッドコーチのご苦労を思えば、とてもじゃないけれどはしゃぐ気持ちにはなれません。
コーチは僕にとって太陽の様な方でした。どうか固く結んだ靴紐を、少し弛めて休養して下さい。バンビシャス奈良に関わる皆さま、今シーズンお疲れ様でした。

2013-2014 SEASON 第25節
武蔵精密工業 Presents
4月20日(日) ⚫︎浜松東三河フェニックス 71 − 75 バンビシャス奈良⚪︎
1Q 16−23
2Q 18−17
3Q 12−17
4Q 25−18
いつも妻にバスケット観戦ばかりに付き合わせてしまっているので、たまにはその罪滅ぼしにと、豊橋駅程近くのスパゲッ亭チャオというお店に行って参りました。
このお店はあんかけスバゲティーが有名で、豊橋では40年のとても歴史のあるお店です。僕はカンツリーを、ハニーちゃんはバイキングを注文しました。ちなみにあんかけスパの種類はざっと①バイキング(チキンカツ・ウインナー)、②チャオ(ポークピカタ)、③ナポリ(イタリアンオムレツ)、④イタリアン(ウィンナー)、⑤カンツリー(野菜ソテー)に分かれているみたいで、カンツリーが野菜なのは田舎で栽培されるという意味なのでしょうか…。
あんかけスパゲティーは名古屋(尾張)が発祥らしいのですが、正直名古屋で食べた時はコショウが効き過ぎてどちらかと言うと苦手な食べ物になりました。しかしこのお店のものはコショウも程良くあっさりしていて、量が食べられる味付けだったのが嬉しかったです。
さてさてやって参りました浜松東三河フェニックス対バンビシャス奈良戦。場所は雨の豊橋市総合体育館です。この試合がバンビシャス奈良の今シーズン最終戦という事もあり、沢山のバンビシャスブースターの皆さんがアウェイの地豊橋に駆けつけました。僕にとっては久し振りの東三河観戦でした。

試合は序盤から両チーム共にタイトなディフェンス合戦で、なかなかインサイドを攻略出来ない膠着した展開となります。そんな中、太田選手とモス選手の手に汗握る対決は非常に見応えがありました。

しかしバンビシャスの効果的な外郭シュートが決まった分だけ、ややバンビシャスペースで試合が進みます。本来アウトサイドシュートならフェニックスの方が確率が高いのですが、この日はその代表格であるレイニクソン選手が大ブレーキ。ジャメイン選手が一人でインサイドを突破しようと試み、前半を34対40バンビシャスリードで折り返します。

後半に入るとバンビシャス遠山ヘッドは3-2ゾーンという勝負に出ます。これはつまりこの日の試合の脅威だったジャメイン選手の突破を防ぐ策で、この作戦が功を成し、よくある第三クォーターに大きく失点するという事態を回避すると共に、僅かながら更にリードを広げる事に成功しました。それもこれも、レイのスリーポイントが入らないからこその作戦でした。

しかしそこは元王者のフェニックス。第四クォーターに入るとそれまで温存気味だったテイト選手のインサイドで三点プレイを稼ぎ一時は一点差まで肉薄しますが、第四クォーターだけで10点を取り返すのが如何に至難の技かという通り、最後はバンビシャスが落ち着いたプレイで逃げ切りました。
四方山話
この日のバンビシャスは最初から何かをやってくれそうな空気に包まれていました。そしてヘッドコーチも選手のみんなも最初からエンジン全開でした。
しかしながらそれが少々空回り気味で、随分とフェニックスに助けられた感は拭えません。先にも申し上げましたが、レイ選手が考えられないどフリーをことごとく外しましたし、ムキになったジャメイン選手はフリーで待ち構えていた大口選手にキックアウトを出しませんでした。慎之介キャプテンに至っては、PGとして決してしてはいけない審判とファイトしてしまいました。
フェニックスには206センチの太田敦也選手が存在する為に、どうしても日本人選手がフェニックスの外国人選手とのマッチアップを余議無くされてしまいます。バンビシャスでその役目を果たしたのが本多純平選手でした。しかし純平選手はこの40分間、目まぐるしくレイやジャメインなどの能力の高い外国人選手とのマッチアップでいっぱいっぱいの様子でした。
シーズン始まる前に遠山ヘッドコーチにこんな質問をした事があります。「コーチにとって、ディフェンスとは何ですか?。」と。
するとコーチは僕にこう言いました。『究極の追求ですね。』と。
今シーズン、遠山ヘッドは『ディフェンス』という言葉を何度も何度も口にされ、そして『カルチャー』という言葉を発しました。つまりコーチはバンビシャス奈良で“ディフェンスというカルチャー”を築きたいと思ったのだと思います。逆に言えば勝つ為にはディフェンスしか他に手立てが無かったのではないでしょうか。
目には見えません。だから根拠は何もありません。でも僕はコーチのその揺るぎない不退転の決意が、フェニックスの何かを狂わしたのではないだろうかと思えてならないのです。
この拙いブログで、今シーズンはバンビシャスの敗戦の記事しか書けないとシーズン前からそう思っていました。でもバンビシャスは最後の最後で僕の目の前で勝利の光景を見せてくれました。
素直に嬉しいです。でもそれは静かなささやかな喜びです。遠山ヘッドコーチのご苦労を思えば、とてもじゃないけれどはしゃぐ気持ちにはなれません。
コーチは僕にとって太陽の様な方でした。どうか固く結んだ靴紐を、少し弛めて休養して下さい。バンビシャス奈良に関わる皆さま、今シーズンお疲れ様でした。
2013-2014 SEASON 第25節
武蔵精密工業 Presents
4月20日(日) ⚫︎浜松東三河フェニックス 71 − 75 バンビシャス奈良⚪︎
1Q 16−23
2Q 18−17
3Q 12−17
4Q 25−18
2014年04月17日
4月13日(日)バンビシャス奈良 対 島根スサノオマジック 戦
~バンビシャス奈良 ホーム最終戦~

いつも妻にバスケット観戦ばかりに付き合わせてしまっているので、たまにはその罪滅ぼしにと奈良市内にある吉野葛の佐久良という甘味処に行って参りました。

僕は葛もちを、ハニーちゃんは葛きりを頂いたのですが、いやはやこれがまた絶品のお味でございまして、日本人に生まれて本当に良かったなぁPart.2でした。想像していたよりもドロっと感が多くてそれでものどごしが爽やかで、ここはぜひ沢山のブースターさんに訪れて頂きたいお店です。

吉野葛の葛根から取れる“吉野本葛”は希少価値が高く、通常葛根の10%しか取れないそうです。元々葛は災害や病気に備える保存食として貴重な役割を担ってきて、漢方の葛根湯に配剤されるように根は特有の成分を持ち、発汗・解熱、緩和の作用をし、血行促進の効果もあります。

葛は日持ち致しますので贈り物にも最適です。葛きり、葛もちのレシピ付きですので、ぜひご家庭でもお試し下さい。

さて、名残惜しいものでバンビシャス奈良のホーム最終戦である島根スサノオマジック戦に行って参りました。bjリーグを応援する様になって本当に月日が経つのが早く感じられる様になりました。

会場には奈良県御所市出身、ソチオリンピックスノーボード男子ハーフパイプ銅メダリストである平岡卓選手が激励に駆け付けてくれました。そして平岡選手はクラブバンビシャス名誉会員に就任され、生駒市出身の太志選手からクラブバンビシャス会員の証である限定Tシャツが手渡されました。平岡選手のこれからの益々のご活躍に期待致します。

さてゲームの方ですが、第三クォーターまで一進一退の攻防でしたが、第四クォーターにバンビシャスの我慢が途切れて敗戦した、そんなゲームでした。ちょうど群馬に敗戦した時と同じ様なゲームだったと思います。バンビシャス奈良は確固たるシューターがジョー選手だけなので、40分間チームで一つ一つ丁寧に闘わなければこういうゲームになります。

スサノオマジックはカミングス選手がDNP。当然インサイドが手薄になります。しかしマロイ選手が孤軍奮闘、一人でインサイドを頑張りました。力任せに頑張ったのではなく、エドワード、横尾、籔内選手たちとの2メンゲームを辛抱強く展開していきました。スサノオマジックのガード陣の高確率なアウトサイドはマロイ選手がコツコツとインサイドを頑張った結果によるものでした。

ハンソンヘッドコーチのインタビューにもありましたが、スサノオマジックはこの試合とにかくターンオーバーを減らす事を念頭に置いて闘ったと思います。大きなパスを避けて籔内選手やエドワード選手を頂点とした三角形のパスを回す事でバンビシャスのスティールを防ぎました。先にも申し上げましたがカミングス選手がDNPの状態で勝つにはこのバスケットしか無かったと思います。選手のみんながヘッドコーチの意思をよく理解した上での非常に素晴らしいバスケットだったと思います。

ただ一つだけバンビシャスの擁護をするなら、この日のバンビシャスはヒートデビルズ4連戦の疲労が回復していない影響が大きかったと思います。プレスディフェンスの圧力も弱かったですし、全体的に見ても反応が鈍かった。達也選手のベンチでのグッタリ感がそれを如実に現していました。いくら若いチームとは言え、4連戦はやっぱり身に応えた事でしょう。

四方山話
川辺泰三選手の引退発表を受けて、特にこの日ハンナリーズアリーナでホームゲームがあったのにも関わらず、チームの垣根を越えて多くの泰三ブースターが会場に訪れてくれました。泰三選手ほど多くのブースターに愛された選手は他に居ないのではないでしょうか。僕も泰三選手がハンナリーズやエヴェッサに在籍していた事もあり、彼のプレイを沢山見る事が出来ました。華麗なスリーポイントよりも、怪我で苦しんだ泰三選手のイメージの方が強く印象に残っていて、とても心を痛めた記憶が蘇ります。太田和利選手や勝又英樹選手の引退も悲しかったけれど、泰三選手の引退の悲しみは格別なものがあります。泰三選手の第二の人生の活躍を心からお祈り申し上げます。

【#3 山城キャプテン】
『一人一人が毎日毎日キツい練習を頑張って乗り越えてきました。色々あったんですけど、アメリカ人の選手から色々教えて貰いながら、若い鈴木だったり純平だったり太志だったりが成長した年になったのかなと思います。個人的には3月5日の高松戦で、だいぶ動けてはいるんですけど、手がほんとにこれ以上上がらない状態で、一日でも早く治せる様に頑張ってはいたんですけど、最終戦には間に合いませんでした。来シーズンしっかりバスケが出来ているかどうかまだわからない状況なんですけど、めげずに頑張ってバスケしていきたいと思います。また来シーズンバンビシャス奈良を応援して下さい。宜しくお願い致します。』

【#14 稲垣 諒】
『皆さん、会場に足を運んで下さりありがとうございます。最終戦勝つ事が出来なかったのですけど、最後まで頑張ったと思います。引き続き来シーズンも応援を宜しくお願いします。本当にありがとうございました。』

【#7 長島エマニエル】
『皆さん今日はありがとうございました。負けてしまいましたけど、来シーズンも宜しくお願い致します。』

【#21 ジャマー・エイブラムズ】
『長いシーズンだったんですけど、ありがとうございました。引き続き宜しくお願い致します。』

【#4 アンソニー・ブラウン】
『二日間ありがとうございました。』

【トレーナー兼通訳 三木友芽子】
『皆さんの声援で力を頂きました。ありがとうございました。』

【トレーナー兼通訳 ハルボーセン・マイクル】
『来シーズンも引き続き宜しくお願い致します。』

【#33 吉田簡太郎】
『来シーズンもバンビシャス奈良を宜しくお願い致します。』

【#2 エイドリアン・モス】
『ありがとうございました。タフなシーズンでした。これからも宜しくお願い致します。』

【#32 ジョー・チャップマン】
『ありがとうございます。8連敗からスタートしましたけど、いいチームメイト恵まれました。これからも宜しくお願いします。』

【#1 鈴木達也】
『今シーズン大変大きな声援をありがとうございました。来シーズンも頑張りますので引き続き宜しくお願い致します。』

【#18 本多純平】
『今日は会場に足を運んで頂きありがとうございました。そしてホームでは毎試合温かい声援をありがとうございました。本当に皆さんの声援が力になりました。ありがとうございました。』

【#16 笠原太志】
『本日は忙しい中足をお運び頂きありがとうございました。奈良の皆さんの前で沢山プレイする事が出来て本当に嬉しく思います。ホームは今日で終わってしまいましたが、来シーズンもまた会場に足をお運び下さい。宜しくお願い致します。』

【ヘッドコーチ 遠山向人】
『昨日までチームは4連勝していまして、今日勝って5連勝、そして今シーズン最後の試合に勝って7連勝しようという話をしてゲームに入ったのですけど、チームとしての初の5連勝は来シーズンに持ち越しとなりました。そしてチームとしてのプレイオフ進出も来シーズンに持ち越しとなりました。僕達は今成長の過程に居ます。今シーズンの素晴らしい選手の頑張りと、そしてブースターの皆さんの大きな声援のお陰で、奈良にプロバスケットボールという素晴らしい財産が生まれたと思っています。来シーズン必ずプレイオフ進出、5連勝6連勝に繋げていきたいと思っています。皆さんの大きな声援が無ければ僕達は今シーズン頑張る事は出来ませんでした。一緒にまた来シーズン闘って、プレイオフ進出という大きな感動を共に出来ればと思います。本当に今シーズンありがとうございました。』

4月13日(日) バンビシャス奈良今季ホーム最終節
●バンビシャス奈良 66 − 80 島根スサノオマジック○
1Q 18−19
2Q 19−18
3Q 21−21
4Q 08−22
いつも妻にバスケット観戦ばかりに付き合わせてしまっているので、たまにはその罪滅ぼしにと奈良市内にある吉野葛の佐久良という甘味処に行って参りました。
僕は葛もちを、ハニーちゃんは葛きりを頂いたのですが、いやはやこれがまた絶品のお味でございまして、日本人に生まれて本当に良かったなぁPart.2でした。想像していたよりもドロっと感が多くてそれでものどごしが爽やかで、ここはぜひ沢山のブースターさんに訪れて頂きたいお店です。
吉野葛の葛根から取れる“吉野本葛”は希少価値が高く、通常葛根の10%しか取れないそうです。元々葛は災害や病気に備える保存食として貴重な役割を担ってきて、漢方の葛根湯に配剤されるように根は特有の成分を持ち、発汗・解熱、緩和の作用をし、血行促進の効果もあります。
葛は日持ち致しますので贈り物にも最適です。葛きり、葛もちのレシピ付きですので、ぜひご家庭でもお試し下さい。
さて、名残惜しいものでバンビシャス奈良のホーム最終戦である島根スサノオマジック戦に行って参りました。bjリーグを応援する様になって本当に月日が経つのが早く感じられる様になりました。
会場には奈良県御所市出身、ソチオリンピックスノーボード男子ハーフパイプ銅メダリストである平岡卓選手が激励に駆け付けてくれました。そして平岡選手はクラブバンビシャス名誉会員に就任され、生駒市出身の太志選手からクラブバンビシャス会員の証である限定Tシャツが手渡されました。平岡選手のこれからの益々のご活躍に期待致します。

さてゲームの方ですが、第三クォーターまで一進一退の攻防でしたが、第四クォーターにバンビシャスの我慢が途切れて敗戦した、そんなゲームでした。ちょうど群馬に敗戦した時と同じ様なゲームだったと思います。バンビシャス奈良は確固たるシューターがジョー選手だけなので、40分間チームで一つ一つ丁寧に闘わなければこういうゲームになります。

スサノオマジックはカミングス選手がDNP。当然インサイドが手薄になります。しかしマロイ選手が孤軍奮闘、一人でインサイドを頑張りました。力任せに頑張ったのではなく、エドワード、横尾、籔内選手たちとの2メンゲームを辛抱強く展開していきました。スサノオマジックのガード陣の高確率なアウトサイドはマロイ選手がコツコツとインサイドを頑張った結果によるものでした。

ハンソンヘッドコーチのインタビューにもありましたが、スサノオマジックはこの試合とにかくターンオーバーを減らす事を念頭に置いて闘ったと思います。大きなパスを避けて籔内選手やエドワード選手を頂点とした三角形のパスを回す事でバンビシャスのスティールを防ぎました。先にも申し上げましたがカミングス選手がDNPの状態で勝つにはこのバスケットしか無かったと思います。選手のみんながヘッドコーチの意思をよく理解した上での非常に素晴らしいバスケットだったと思います。
ただ一つだけバンビシャスの擁護をするなら、この日のバンビシャスはヒートデビルズ4連戦の疲労が回復していない影響が大きかったと思います。プレスディフェンスの圧力も弱かったですし、全体的に見ても反応が鈍かった。達也選手のベンチでのグッタリ感がそれを如実に現していました。いくら若いチームとは言え、4連戦はやっぱり身に応えた事でしょう。
四方山話
川辺泰三選手の引退発表を受けて、特にこの日ハンナリーズアリーナでホームゲームがあったのにも関わらず、チームの垣根を越えて多くの泰三ブースターが会場に訪れてくれました。泰三選手ほど多くのブースターに愛された選手は他に居ないのではないでしょうか。僕も泰三選手がハンナリーズやエヴェッサに在籍していた事もあり、彼のプレイを沢山見る事が出来ました。華麗なスリーポイントよりも、怪我で苦しんだ泰三選手のイメージの方が強く印象に残っていて、とても心を痛めた記憶が蘇ります。太田和利選手や勝又英樹選手の引退も悲しかったけれど、泰三選手の引退の悲しみは格別なものがあります。泰三選手の第二の人生の活躍を心からお祈り申し上げます。

【#3 山城キャプテン】
『一人一人が毎日毎日キツい練習を頑張って乗り越えてきました。色々あったんですけど、アメリカ人の選手から色々教えて貰いながら、若い鈴木だったり純平だったり太志だったりが成長した年になったのかなと思います。個人的には3月5日の高松戦で、だいぶ動けてはいるんですけど、手がほんとにこれ以上上がらない状態で、一日でも早く治せる様に頑張ってはいたんですけど、最終戦には間に合いませんでした。来シーズンしっかりバスケが出来ているかどうかまだわからない状況なんですけど、めげずに頑張ってバスケしていきたいと思います。また来シーズンバンビシャス奈良を応援して下さい。宜しくお願い致します。』

【#14 稲垣 諒】
『皆さん、会場に足を運んで下さりありがとうございます。最終戦勝つ事が出来なかったのですけど、最後まで頑張ったと思います。引き続き来シーズンも応援を宜しくお願いします。本当にありがとうございました。』

【#7 長島エマニエル】
『皆さん今日はありがとうございました。負けてしまいましたけど、来シーズンも宜しくお願い致します。』

【#21 ジャマー・エイブラムズ】
『長いシーズンだったんですけど、ありがとうございました。引き続き宜しくお願い致します。』

【#4 アンソニー・ブラウン】
『二日間ありがとうございました。』

【トレーナー兼通訳 三木友芽子】
『皆さんの声援で力を頂きました。ありがとうございました。』

【トレーナー兼通訳 ハルボーセン・マイクル】
『来シーズンも引き続き宜しくお願い致します。』
【#33 吉田簡太郎】
『来シーズンもバンビシャス奈良を宜しくお願い致します。』
【#2 エイドリアン・モス】
『ありがとうございました。タフなシーズンでした。これからも宜しくお願い致します。』
【#32 ジョー・チャップマン】
『ありがとうございます。8連敗からスタートしましたけど、いいチームメイト恵まれました。これからも宜しくお願いします。』
【#1 鈴木達也】
『今シーズン大変大きな声援をありがとうございました。来シーズンも頑張りますので引き続き宜しくお願い致します。』
【#18 本多純平】
『今日は会場に足を運んで頂きありがとうございました。そしてホームでは毎試合温かい声援をありがとうございました。本当に皆さんの声援が力になりました。ありがとうございました。』
【#16 笠原太志】
『本日は忙しい中足をお運び頂きありがとうございました。奈良の皆さんの前で沢山プレイする事が出来て本当に嬉しく思います。ホームは今日で終わってしまいましたが、来シーズンもまた会場に足をお運び下さい。宜しくお願い致します。』
【ヘッドコーチ 遠山向人】
『昨日までチームは4連勝していまして、今日勝って5連勝、そして今シーズン最後の試合に勝って7連勝しようという話をしてゲームに入ったのですけど、チームとしての初の5連勝は来シーズンに持ち越しとなりました。そしてチームとしてのプレイオフ進出も来シーズンに持ち越しとなりました。僕達は今成長の過程に居ます。今シーズンの素晴らしい選手の頑張りと、そしてブースターの皆さんの大きな声援のお陰で、奈良にプロバスケットボールという素晴らしい財産が生まれたと思っています。来シーズン必ずプレイオフ進出、5連勝6連勝に繋げていきたいと思っています。皆さんの大きな声援が無ければ僕達は今シーズン頑張る事は出来ませんでした。一緒にまた来シーズン闘って、プレイオフ進出という大きな感動を共に出来ればと思います。本当に今シーズンありがとうございました。』
4月13日(日) バンビシャス奈良今季ホーム最終節
●バンビシャス奈良 66 − 80 島根スサノオマジック○
1Q 18−19
2Q 19−18
3Q 21−21
4Q 08−22
2014年03月13日
3月8日(土)バンビシャス奈良 対 群馬クレインサンダーズ 戦
~バンビシャス奈良の新たな歴史の一頁~
“何もしないでチームであるということはありません。あなたたちはチームに「なる」のです。厳しい試合を通じて、あなたたちはお互いが必要であると見いだすのです。(『コーチKの青色本』より)”。

技術云々よりも、仲間が、しかもキャプテンが傷ついて戦線離脱したのに、チームボンディングでキャプテンの為に勝利しようという熱い気持ちが見受けられなかったのがとても残念な試合でした。高松戦でチームが大きく傷つき、丁寧にいこうとした気持ちは分かります。しかしこの日のバスケットは明らかにバンビシャス奈良のバスケットでは無いと感じました。バンビシャス奈良のバスケットは勝ち負け以前に観客に感動を与えるバスケットだった筈です。もっとエナジーに満ち溢れたバスケットだった筈です。

試合後の汗の量はどうだったでしょう。MIP発表の時に全てを出し切り、そのまま立って居られず疲れ果てて膝に手をやる選手は居たでしょうか。悔しさに唇を噛み締めた選手は居たでしょうか。

過去に若いチームがプレイオフ争いに挑み、そういうシーンを沢山見てきたので正直拍子抜けしました。「え?、このチームはこんなものなの?。」と。

初年度からプレイオフに生き残ったチームへの財産は計り知れないものがあり、それはbjリーグの歴史が物語っています。一敗が即プレイオフ争いから脱落な厳しい状況ですが、幸いまだチャンスは残っています。もう一回最後のアタックを仕掛けましょう。もう一回チャレンジしましょう。

一方クレインサンダーズは我慢のハーフコートバスケットを40分間貫きました。バンビシャスで一番怖いのはジョー選手のダウンタウンからのスリーポイントや速攻から勢いをつけられる事。そういう気配が見受けられたらすかさずタイムアウトで流れを断ち切りました。チームに有明経験者が沢山在籍するので、個人能力に頼ったバスケットだったとしても一日之長がありました。

太志、ジャマー両選手、スペシャルフォトをありがとうございました。
三月十一日は、bjリーグにとって一番大切な日。きっとリーグ創設の日よりも大切な一日ではなかろうかと思います。あんな凄惨極まる体験は無かった方が良かったに決まっています。しかし皮肉な事に多くの尊い命の犠牲が、このリーグに関わる全ての者の絆を深める結果を導きました。あまりにもの事の大きさに団結せざるを得ませんでした。

あの時、お隣のリーグは早々にシーズンを中止しました。その時bjリーグはもの凄く悩んだと思います。そしてリーグはシーズン再開を決意した…。働かなきゃ、義援金だって送る事が出来なかったし、僕はあの時の決断は正しかった、決して間違ってはいなかったと思っています。

創設の日がリーグが生まれた日であるなら、三月十一日はbjリーグが新たに生まれ変わった日。万難を排して不可能を可能にする事が出来た日です。もしこの先bjリーグが道に迷ったり道を踏み外しそうになった時は、どうかあの三月十一日を思い出して欲しいのです。あの時のこのリーグに関わる全ての人達の温もり、思いやり、そして誇り。それさえ忘れなければ、僕はこのリーグは大丈夫だと思います。
未だ十三万五千名の方々が避難所生活を送られている事を僕らは決して忘れてはなりません。

この日は忘れてはならない記念すべき試合、バンビシャス奈良の歴史に新たな一頁を刻む初のプレゼンツ試合の開催となりました。
やはり冠試合は良いものです。華やかでありますし、そして何より多くの方が初めてbjリーグの試合を観戦される大切な一日でもあります。明新社代表、乾社長様の「奈良には実は新しいものが好きな風土がある。」というお考えにバンビシャス奈良の誕生はまさに理想的なのではないでしょうか。
明新社様は140周年という事にちなんで、140名の方々がご来場下さりました。この意気込み、この温かいお心をバンビシャス奈良に関わる全ての人は忘れるべきでは無いと強く思います。明新社様とバンビシャス奈良がこれからもガッチリを手と手を取り合って頂き、奈良の活性化に益々拍車をかけて頂ければと心より願わずには居られません。また明新社様の冠試合を、ナライガーのハーフタイムSHOWを見たいと思いました。これからもどうぞバンビシャス奈良へのご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。

みんなで汚~セン帝国の野望を打ち砕きましょう!。

創業140周年 お客様の課題解決パートナー明新社 Presents!
3月8日(土) ●バンビシャス奈良 76 − 81 群馬クレインサンダーズ○
1Q 24−19
2Q 14−18
3Q 18−23
4Q 20−21
“何もしないでチームであるということはありません。あなたたちはチームに「なる」のです。厳しい試合を通じて、あなたたちはお互いが必要であると見いだすのです。(『コーチKの青色本』より)”。
技術云々よりも、仲間が、しかもキャプテンが傷ついて戦線離脱したのに、チームボンディングでキャプテンの為に勝利しようという熱い気持ちが見受けられなかったのがとても残念な試合でした。高松戦でチームが大きく傷つき、丁寧にいこうとした気持ちは分かります。しかしこの日のバスケットは明らかにバンビシャス奈良のバスケットでは無いと感じました。バンビシャス奈良のバスケットは勝ち負け以前に観客に感動を与えるバスケットだった筈です。もっとエナジーに満ち溢れたバスケットだった筈です。
試合後の汗の量はどうだったでしょう。MIP発表の時に全てを出し切り、そのまま立って居られず疲れ果てて膝に手をやる選手は居たでしょうか。悔しさに唇を噛み締めた選手は居たでしょうか。

過去に若いチームがプレイオフ争いに挑み、そういうシーンを沢山見てきたので正直拍子抜けしました。「え?、このチームはこんなものなの?。」と。
初年度からプレイオフに生き残ったチームへの財産は計り知れないものがあり、それはbjリーグの歴史が物語っています。一敗が即プレイオフ争いから脱落な厳しい状況ですが、幸いまだチャンスは残っています。もう一回最後のアタックを仕掛けましょう。もう一回チャレンジしましょう。

一方クレインサンダーズは我慢のハーフコートバスケットを40分間貫きました。バンビシャスで一番怖いのはジョー選手のダウンタウンからのスリーポイントや速攻から勢いをつけられる事。そういう気配が見受けられたらすかさずタイムアウトで流れを断ち切りました。チームに有明経験者が沢山在籍するので、個人能力に頼ったバスケットだったとしても一日之長がありました。
太志、ジャマー両選手、スペシャルフォトをありがとうございました。
三月十一日は、bjリーグにとって一番大切な日。きっとリーグ創設の日よりも大切な一日ではなかろうかと思います。あんな凄惨極まる体験は無かった方が良かったに決まっています。しかし皮肉な事に多くの尊い命の犠牲が、このリーグに関わる全ての者の絆を深める結果を導きました。あまりにもの事の大きさに団結せざるを得ませんでした。

あの時、お隣のリーグは早々にシーズンを中止しました。その時bjリーグはもの凄く悩んだと思います。そしてリーグはシーズン再開を決意した…。働かなきゃ、義援金だって送る事が出来なかったし、僕はあの時の決断は正しかった、決して間違ってはいなかったと思っています。
創設の日がリーグが生まれた日であるなら、三月十一日はbjリーグが新たに生まれ変わった日。万難を排して不可能を可能にする事が出来た日です。もしこの先bjリーグが道に迷ったり道を踏み外しそうになった時は、どうかあの三月十一日を思い出して欲しいのです。あの時のこのリーグに関わる全ての人達の温もり、思いやり、そして誇り。それさえ忘れなければ、僕はこのリーグは大丈夫だと思います。
未だ十三万五千名の方々が避難所生活を送られている事を僕らは決して忘れてはなりません。

この日は忘れてはならない記念すべき試合、バンビシャス奈良の歴史に新たな一頁を刻む初のプレゼンツ試合の開催となりました。
やはり冠試合は良いものです。華やかでありますし、そして何より多くの方が初めてbjリーグの試合を観戦される大切な一日でもあります。明新社代表、乾社長様の「奈良には実は新しいものが好きな風土がある。」というお考えにバンビシャス奈良の誕生はまさに理想的なのではないでしょうか。
明新社様は140周年という事にちなんで、140名の方々がご来場下さりました。この意気込み、この温かいお心をバンビシャス奈良に関わる全ての人は忘れるべきでは無いと強く思います。明新社様とバンビシャス奈良がこれからもガッチリを手と手を取り合って頂き、奈良の活性化に益々拍車をかけて頂ければと心より願わずには居られません。また明新社様の冠試合を、ナライガーのハーフタイムSHOWを見たいと思いました。これからもどうぞバンビシャス奈良へのご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。

みんなで汚~セン帝国の野望を打ち砕きましょう!。
創業140周年 お客様の課題解決パートナー明新社 Presents!
3月8日(土) ●バンビシャス奈良 76 − 81 群馬クレインサンダーズ○
1Q 24−19
2Q 14−18
3Q 18−23
4Q 20−21
2014年02月24日
2月22日(土)バンビシャス奈良 対 京都ハンナリーズ 戦
~古都ダービーはバンビシャスの2勝4敗で閉幕~

僕の住む鹿深の郷から奈良までは名阪国道がある為に意外と早く着けるのが本当にありがたいのです。そんな中天理インター近くに天理スタミナラーメンの本店が有るのを発見致しました。天理スタミナラーメンは鹿深の郷にも支店があるので僕にとってはお馴染みの味なのですが、本店を目の当たりにして「おおっ!。」と少し感慨に耽ってしまいました(笑)。
橿原公苑までの道程には三輪素麺の街があったり柿の葉寿司のお店があったり、全国区の特産品がちらほらと存在していて、今度はゆっくりとバスケット抜きで歩いてみたいなと思いました。
それにしても本場では天理スタミナラーメンの事を、“天スタ”と呼ぶのですね。初めて知りました。

さて試合の方ですが、まず言及したいのが浜口ヘッドコーチが如何に「バスケットは確率のスポーツ」である事を重要視しているのか、それをまざまざと知らされた事でした。バスケットの世界では1回の攻撃に許されているのは24秒間。この24秒をきっちりと使って広角のモーションオフェンスでバンビシャスディフェンスを振り回してハンナリーズよりも少ないロスターを消耗させる。

この日のハンナリーズはとにかく出てくる選手出てくる選手がみんな中短のプレイタイムの中できっちりと仕事を果たす、そんなプロフェッショナルを感じさせてくれました。

中でも特筆したいのが村上直選手が3本のオフェンスファールを奪った事です。以前直選手が「僕は体重が軽いから大丈夫ですよ。」と語ってくれましたが、それでも一歩間違えればという事を考えると、こういうチームに献身的な選手が居る羨ましさを感じずには居られません。浜口ヘッドコーチは人一倍チーム御飯やボーリング等、とにかくチームケミストリーを育む事を大切にされる監督。そういう確固たる信念がこういう選手を生み出しているのではないだろうかと思いました。

一方のバンビシャスはこの日リバウンドでハンナリーズを上回る事に成功致しました。中でも素晴らしかったのが普通のボックスアウト→キャッチでは到底クリス選手やジョー選手には叶わないので、ティップして味方に繋げました。これは本当に素晴らしかったと思います。

そして諒選手が外しても外しても、屈せずにアウトサイドシュートを放った根性も素晴らしかったと思います。そしてキャプテンとトニー選手のフットワークが軽かったり、とにかくチームが今までにあまり表現できなかったバスケットを展開出来たのがもの凄く大きな収穫になったと思います。達也選手のAチームに対して、拓馬選手のBチームみたいなものをチーム内に作る事が出来れば、これからバンビシャスバスケットの幅が広がり、勝利をグッとたぐり寄せる事が多くなるのではないだろうかと思いました。

ただこの日の試合でバンビシャスが失ったパーソナルファール数はバンビシャスの24個に対してハンナリーズはなんと9個。そしてFTの試投人数はハンナリーズ7人に対してバンビシャスはエイドリアン選手たったの一人。
ファールが少ないのにハンナリーズの方が固い守りだった事。この事をバンビシャスは心技体ではなく、体技心で習得して欲しいと思いました。

この日のMIPにはジャマー選手が選ばれました。金魚スクエアで負傷した後、僕から見るとちょっと長いトンネルに入っていた感のあったジャマー選手ですが、やっと復活してくれたという感じでしょうか。怪我をする前には間違いなく外国人選手を引っ張っていた存在だけにこの復活は本当に嬉しい事だと思いました。

四方山話
第三回古都ダービーは1勝1敗、通算2勝4敗で閉幕致しました。第二回古都ダービーがあまりにものハンナリーズの圧勝だったためか、この第三回開催はとにかくバンビシャスが最初から非常に気合いが入っていた気がしました。
新規参入チームが有明常連チームに対して2つの金星、素晴らしいとか偉いとかそんな言葉以前に、シーズン前の非公開の練習試合を含めて、これは間違いなく京都ハンナリーズという素晴らしい強豪チームが、バンビシャス奈良を育ててくれたのだと僕はそう感じました。

横大路体育館から始まったこのダービー、京都の社長さんの「絶対に勝つ!。」という宣言に対して加藤オーナーは「胸を借りるつもりで。」とそう表現されました。僕はその時に『素晴らしいな。』と心から思ったのです。
勝負なので密月である必要はありませんが、とかく隣県というのはブースター同士が争ってしまうもの。僕はチケットを買ってバスケットを観戦したい。この素晴らしい男たちの情熱と情熱、魂のぶつかり合いを心から堪能したい。逆に言えばそれ以外のものでガッカリしたくないのです。「アイツが先に足を踏んだ。」とか、「いや、そっちが先にヒジを出した。」的な不毛なものは体育館には必要ないと思っています。闘っているのはあくまでも選手同士なのです。僕らはその背中の後押しに徹するべきだと思うし、そして審判を正しく導くなどといった立場でもありません。それはあくまでもリーグが決める事です。人として正しい生き方の一つに「己の領分を守る。」という生き方があります。「領分を守る。」からこそ「正しい了見を養う事。」が出来るとも思っています。

その為の一つとして、京都ハンナリーズが“兄貴”で、バンビシャス奈良が“弟”なのが丁度良いのではないでしょうか。スポーツの世界で兄弟同士が闘う事はよくある事だし、兄弟だからフィールドを降りればその後は同じ釜の飯を食べます。
兄弟で切磋琢磨し合っていくって、僕は素晴らしい事だと思っています。

2月22日(土) バンビシャス奈良ホームゲーム
●バンビシャス奈良 67 − 79 京都ハンナリーズ○
1Q 15−19
2Q 17−27
3Q 15−14
4Q 20−19

僕の住む鹿深の郷から奈良までは名阪国道がある為に意外と早く着けるのが本当にありがたいのです。そんな中天理インター近くに天理スタミナラーメンの本店が有るのを発見致しました。天理スタミナラーメンは鹿深の郷にも支店があるので僕にとってはお馴染みの味なのですが、本店を目の当たりにして「おおっ!。」と少し感慨に耽ってしまいました(笑)。
橿原公苑までの道程には三輪素麺の街があったり柿の葉寿司のお店があったり、全国区の特産品がちらほらと存在していて、今度はゆっくりとバスケット抜きで歩いてみたいなと思いました。
それにしても本場では天理スタミナラーメンの事を、“天スタ”と呼ぶのですね。初めて知りました。

さて試合の方ですが、まず言及したいのが浜口ヘッドコーチが如何に「バスケットは確率のスポーツ」である事を重要視しているのか、それをまざまざと知らされた事でした。バスケットの世界では1回の攻撃に許されているのは24秒間。この24秒をきっちりと使って広角のモーションオフェンスでバンビシャスディフェンスを振り回してハンナリーズよりも少ないロスターを消耗させる。

この日のハンナリーズはとにかく出てくる選手出てくる選手がみんな中短のプレイタイムの中できっちりと仕事を果たす、そんなプロフェッショナルを感じさせてくれました。

中でも特筆したいのが村上直選手が3本のオフェンスファールを奪った事です。以前直選手が「僕は体重が軽いから大丈夫ですよ。」と語ってくれましたが、それでも一歩間違えればという事を考えると、こういうチームに献身的な選手が居る羨ましさを感じずには居られません。浜口ヘッドコーチは人一倍チーム御飯やボーリング等、とにかくチームケミストリーを育む事を大切にされる監督。そういう確固たる信念がこういう選手を生み出しているのではないだろうかと思いました。

一方のバンビシャスはこの日リバウンドでハンナリーズを上回る事に成功致しました。中でも素晴らしかったのが普通のボックスアウト→キャッチでは到底クリス選手やジョー選手には叶わないので、ティップして味方に繋げました。これは本当に素晴らしかったと思います。

そして諒選手が外しても外しても、屈せずにアウトサイドシュートを放った根性も素晴らしかったと思います。そしてキャプテンとトニー選手のフットワークが軽かったり、とにかくチームが今までにあまり表現できなかったバスケットを展開出来たのがもの凄く大きな収穫になったと思います。達也選手のAチームに対して、拓馬選手のBチームみたいなものをチーム内に作る事が出来れば、これからバンビシャスバスケットの幅が広がり、勝利をグッとたぐり寄せる事が多くなるのではないだろうかと思いました。

ただこの日の試合でバンビシャスが失ったパーソナルファール数はバンビシャスの24個に対してハンナリーズはなんと9個。そしてFTの試投人数はハンナリーズ7人に対してバンビシャスはエイドリアン選手たったの一人。
ファールが少ないのにハンナリーズの方が固い守りだった事。この事をバンビシャスは心技体ではなく、体技心で習得して欲しいと思いました。
この日のMIPにはジャマー選手が選ばれました。金魚スクエアで負傷した後、僕から見るとちょっと長いトンネルに入っていた感のあったジャマー選手ですが、やっと復活してくれたという感じでしょうか。怪我をする前には間違いなく外国人選手を引っ張っていた存在だけにこの復活は本当に嬉しい事だと思いました。

四方山話
第三回古都ダービーは1勝1敗、通算2勝4敗で閉幕致しました。第二回古都ダービーがあまりにものハンナリーズの圧勝だったためか、この第三回開催はとにかくバンビシャスが最初から非常に気合いが入っていた気がしました。
新規参入チームが有明常連チームに対して2つの金星、素晴らしいとか偉いとかそんな言葉以前に、シーズン前の非公開の練習試合を含めて、これは間違いなく京都ハンナリーズという素晴らしい強豪チームが、バンビシャス奈良を育ててくれたのだと僕はそう感じました。

横大路体育館から始まったこのダービー、京都の社長さんの「絶対に勝つ!。」という宣言に対して加藤オーナーは「胸を借りるつもりで。」とそう表現されました。僕はその時に『素晴らしいな。』と心から思ったのです。
勝負なので密月である必要はありませんが、とかく隣県というのはブースター同士が争ってしまうもの。僕はチケットを買ってバスケットを観戦したい。この素晴らしい男たちの情熱と情熱、魂のぶつかり合いを心から堪能したい。逆に言えばそれ以外のものでガッカリしたくないのです。「アイツが先に足を踏んだ。」とか、「いや、そっちが先にヒジを出した。」的な不毛なものは体育館には必要ないと思っています。闘っているのはあくまでも選手同士なのです。僕らはその背中の後押しに徹するべきだと思うし、そして審判を正しく導くなどといった立場でもありません。それはあくまでもリーグが決める事です。人として正しい生き方の一つに「己の領分を守る。」という生き方があります。「領分を守る。」からこそ「正しい了見を養う事。」が出来るとも思っています。

その為の一つとして、京都ハンナリーズが“兄貴”で、バンビシャス奈良が“弟”なのが丁度良いのではないでしょうか。スポーツの世界で兄弟同士が闘う事はよくある事だし、兄弟だからフィールドを降りればその後は同じ釜の飯を食べます。
兄弟で切磋琢磨し合っていくって、僕は素晴らしい事だと思っています。
2月22日(土) バンビシャス奈良ホームゲーム
●バンビシャス奈良 67 − 79 京都ハンナリーズ○
1Q 15−19
2Q 17−27
3Q 15−14
4Q 20−19