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Posted by 滋賀咲くブログ at

2014年02月03日

琉球ゴールデンキングスのカレンダーを手に入れました


キングスブースターさんのご厚意で、2014年の琉球ゴールデンキングスのカレンダーを購入する事が出来ました。

凄く良い出来栄えですね。まず手に取って思ったのは、「強いチームの作品は、それだけでカッコ良く見える。」という思いでした。きっとそれはチームの価値(クオリティー)が高い事にも比例していると思います。

ここ数年、ずっとキングスがウェスタンカンファレンスの1位を独走しています。これは日本のバスケットボール界にとっては決して良い事とは言い難く、他のチームがだらしないと言うべきか、それとも他の要因があるのかは業界通の方々に任せたいと思いますが、僕が昨シーズン沖縄市体育館へ行った時に感じたのは、他のチームとキングスとでは「目標設定(志)の高さが決定的に違うのではないだろうか。」という率直な感想でした。

例えば新規参入チームは得てして初年度の成績が振るいません。それはキングスも然りでした。しかし他のチームからはどこか、「初年度だから仕方が無いよね。」という空気を感じてきました。しかしキングスの木村GMは初年度の成績について、「屈辱」という言葉をはっきりと使っています。そして2シーズン目には「とにかく大阪エヴェッサを倒す。」という明確な目標を掲げ、その目標を達成するためにはどうすれば良いかに全神経を集中させてきました。

では今のbjリーグはどうでしょう。お題目的に「有明を目指す。」という五里霧中なチームは存在するけれど、「打倒琉球。」を明確に掲げているチームは果たして存在するでしょうか?。

琉球ゴールデンキングスは大阪エヴェッサからジェフ・ニュートン選手を「奪う」為に木村GMと桶谷ヘッドコーチがアメリカに渡り、ジェフニュートン選手との契約を獲得致しました。そしてその席で偶然にもジェフニュートン選手の紹介で、天才アンソニーマクヘンリー選手との出会いを果たしました。

もしキングスにこの志の高さが無ければ、間違いなくマック選手との出会いは無かった事でしょう。全てはオリジナル、独創的な世界、つまり魁。未開拓の荒野に道を拓く勇気があったからこその現在の栄光なのではないでしょうか。

「資金を集め、力を蓄えてから。」そういうチームは永遠に有明には辿り着く事は出来ない気がします。何故ならそれは志ではないし、そこからはチャレンジ精神を微塵も感じないからです。琉球ゴールデンキングスは確かに凄い。しかし同じ人間がやっている事。キングスに出来て他のチームに出来ない事など本来なら何一つ無い筈なのです。

このカレンダーを眺めながら思った僕の感想です。  

Posted by せん(閃) at 12:00Comments(2)琉球ゴールデンキングス