› ラジヲとギター › 2015年02月

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Posted by 滋賀咲くブログ at

2015年02月26日

2月22日(日)大阪エヴェッサ 対 滋賀レイクスターズ 戦

~レイクスレボリューション~

それこそ今まで何度も大阪の会場には行かせて頂きましたが、今回初めての守口市民体育館でした。

それにしてもいいですね、守口市民体育館。京阪守口市駅のすぐ隣なんです。これは非常に便利です。

なのにひねくれ者の僕はJR吹田駅から京阪バスで体育館に向かうという(笑)。

いやね、子供の頃の遊び場が決まって淀川の河川敷だったんです。僕にとっては思い出がいっぱい詰まった川だから、ついついこの風景を選んでしまいました。

「トラップは終わりではない。トラップは始まりである。」

これはかつて中村和雄氏が浜松東三河フェニックスヘッドコーチ時代にOSGスクエアに掲げられていた標語です。今回の大阪エヴェッサ対滋賀レイクスターズ戦において滋賀レイクスターズが敗戦しましたが、その原因にまさしくこの言葉がぴったりと当てはまると思いましたので引用させて頂きました。

この試合のポイントは第一クォーターにありました。レイクスはこの第一クォーターに大阪エヴェッサから実に9つのターンオーバーを奪う事に成功します。普通、バスケットの試合においては1試合に10以下のターンオーバーに抑えたいというのがざっくりとした目標なので、この1クォーター9つという数値が如何に異常な数値かお分かり頂けると思います。

しかし、この9つのターンオーバーからレイクスが奪い取った得点は3本のシュートによる6点のみ。その内2点はフリースローによるものでした。

僕はこの第一クォーターのレイクス陣営から、『大阪なら、いつでも勝てる。』という緩い雰囲気を感じました。しかし蓋を開けてみたらこの第一クォーターは1点だけのリード。これがもしレイクスではなく、キングスやハンナリーズ、フェニックスに対してのターンオーバー9つだったら、結果はどうだったでしょうか?。きっと第一クォーターから10点差はついて、この試合の主導権を握っていた事でしょう。

この二日間ドラード選手や相馬選手のアウトサイドをかなり決められられましたが、僕はこのアウトサイドはレイクスが自ら招いた『呑気さ。』によるものだったと思います。アウトサイドとは、相手に追い込まれている心理を植え付けないと決まってしまうものなのです。つまり、ドラード選手、相馬選手の心理にはゆとりがあったという事だと思います。

「トラップは終わりではない。トラップは始まりである。」

トラップから奪い取ったマイボールからが本当の勝負の始まりです。そこからどんな事があってもあのリングにシュートをねじ込んでやるという執念がなければなりません。しかしレイクスの場合、速攻も戻りも各駅停車並みのスピードです。以前青木康平選手が大阪エヴェッサ時代、天日さんが解説をされた時によく『彼は素晴らしい。彼はシュートを諦めない。』と語っておられました。僕も未だにその時の録画を見ますが、彼はシュートの時にファールを取って貰っても貰えなくても、どれだけ体勢が崩れようとも必ずシュートをリングに当てました。この執念が今のレイクスには残念ながらありません。あるのはファールを取って貰えなくて審判にアピールをして、その結果戻りが遅くなり相手にアウトナンバーを与えている姿です。

これでプロフェッショナルと言えるでしょうか?。今のレイクスは上位3チームと7ゲームという差がありますが、僕はこの差はこういうプロフェッショナリズムの欠如の差だと思います。ハンズアップもステイローもいい加減。大口選手のステイローを見て下さい。京介選手のハンズアップを見て下さい。上に居るチームはちゃんと地味な事をしっかりとやっているのです。

勝つとか負けるとか以前に、ちゃんとやる事をしっかりとやりましょう。それからですよ、物を語るのは。

敷島住宅株式会社 Presents
2月22日(日) ○大阪エヴェッサ 66 − 62 滋賀レイクスターズ●

1Q 16−17
2Q 21−11
3Q 09−21
4Q 20−13   

Posted by せん(閃) at 00:30Comments(0)レイクス