
2012年01月26日
新運動器のはなし 整形外科の現場から 腰の障害

いつもお世話になっているtomoyui先生が京都新聞に記事を掲載されましたのでご紹介させて頂きたいと思います。凄くためになる記事なので多くの方々に読んで頂きたい思いでブログにさせて頂きました。
先生とのご縁のきっかけは、僕が膝の痛みで苦しんでいた時に、僕の記事に先生がコメントを下さったのがきっかけでした。地元の病院で「バスケットはもう控えましょう。」と言われて止める気持ちを固めかけた時に、先生から全く逆のアドバイスを頂いたのです。
とても驚きました。先生は常に僕がバスケットをするという前提で色んなアドバイスを下さりました。
自分の生き甲斐を諦めなければならないという時に、「いや、いいんだよ。」と背中を押してもらえる事がどれだけの励みになる事か.....、先生には心から感謝しております。
お医者さんとは病気を治す事がお仕事だと思います。しかし、本物のお医者さんとは患者さんに勇気や希望を与えられる方なのではないでしょうか。それは先生が背負ってこられた数々の命の現場の重みからくるものだと思います。
本当ならこんな方とお知り合いになれる自分自身ではないのですが.....いつもその事を申し訳なく思います。
僕も数年前にぎっくり腰になった時がありますが、あの時は本当に辛かったですし、あんな体験は二度としたくありません。診断書には5日間安静だと書いてあったのですが、3日目に納品があったので這うように出勤した苦い思い出があります。地元病院の先生に「膝をうまく利用して比重を分散させるように。」とアドバイスを頂いたのですが、膝の悪い僕としては本当にぎっくり腰には気をつけないといけません。
記事にもあるように、先生は普段から鍛える事の重要性を説かれておられます。中高年の方はどうしても「無理をすると怪我をしたり、疲労する。」と先に頭で考えがちですが、中高年の方でもきちんとしたフォームやストレッチを習えば50メートル走のタイムは伸びるそうです。頭で億劫になったり臆病になったりせず、自分の身体と向き合う事、そしてその道のプロの方の意見を伺う事がとても重要なのではないだろうかと思います。
スポーツをすると仕事の集中力も格段にアップします。僕は今44歳ですが、同世代の皆さん、まだまだ休日にこたつの中で過ごすのは時期早尚です。寒い外へ元気いっぱいに飛び出していきましょう。