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Posted by 滋賀咲くブログ at

2012年10月10日

バスケットボールクリニック@第9回みんなのスポーツフェスタ

京都市体育協会プレゼンツの第9回みんなのスポーツフェスタのバスケットボールクリニック【大人の部】に参加してきました。ハニーちゃんが夏に「こんなんあるよ〜。」と教えてくれて、実施要綱もロクに読まずに『じゃあ申し込んどいて〜。』と言ったきりだったんです。

そしたらこんな大物選手のクリニックだなんて開けてビックリ玉手箱でした。

素晴らしいクリニックでした。片岡選手が主体となってボールハンドリング、フロントチェンジ、レッグスルー、バックドリブルと続き、フレアカットからのジャンプシュートと、僕の苦手な練習(笑)が続きます。しかし片岡選手から出来なくてもいいから盛んにチャレンジするように励まされて、出来ないけれどとにかく諦めずに頑張る事が出来ました。

シューティング・バンプゲームの予選ラウンドで何とハニーちゃんが決勝ラウンドに駒を進めました。この人、本番では何故か力を発揮するんです。

残念ながら決勝ラウンドでは敗退してしまいましたが、やっぱり夫としては鼻高々でした。

あっという間の1時間半でしたが、本当に参加させて頂いて良かったなぁとしみじみ思いました。ハンナリーズの選手と出会って4シーズン目ですが、このチームの選手の皆さんは本当に優しくて、ブースター思いで親切で、ただの一度も不快な思いをした事がありません。激闘の琉球戦の翌日にも関わらず、疲れた表情一つ見せずにこんな素晴らしいクリニックを開いて下さった事が感謝でなりませんでした。

この素晴らしい男たちをもっともっと京都中の人たちに知ってもらいたい、そしてハンナリーズアリーナを超満員の観客で埋め尽くされて欲しい。僕の願いはただそれだけです。

片岡選手が、「クリニックはいつも子供たち向けなのですが、大人の方々へのクリニックもとても良いと思いました。」と語った言葉に深く頷きました。今回の様な無償のクリニックだけでなく、有償でのクリニックを開いても良いと思います。ハンナリーズの選手の皆さんのクリニックにはその価値が十分にあると思います。そうする事によって、ハンナリーズからバスケットの裾野が広がって欲しいと心からそう願っております。  

Posted by せん(閃) at 00:12Comments(6)京都ハンナリーズ

2012年09月29日

パナソニックトライアンズ 対 京都ハンナリーズ


パナソニックトライアンズ 対 京都ハンナリーズのプレシーズンマッチを見に、大阪府枚方市にあるパナソニックアリーナへ行って参りました。

それにしても凄く立派なアリーナなのにまず驚愕しました。ここではJBLの公式戦も開催されるという事で、自前のアリーナを持つ事の素晴らしさや大切さを感じました。

試合の方ですが、先に行われていた9月26日(水)の試合でハンナリーズが勝利したという事もあったのでしょうか、終始トライアンズが圧倒していました。ハンナリーズも盛り返した場面もありましたが、それは外国人選手の頑張りという部分が大きかった様な気がします。

特にパナソニックの選手はバスケットマンなら誰もが習得するであろう基礎的な(地味な)部分である、ハンズアップやピボット、ステイローやコンティメントなど、誰が出場してもファンダメンタル化しており見ていてとても心地良かったです。シュートの軌道や体勢からの素早さなど、bjリーグで「美しい」と思う選手の基礎をどの選手も全員が出来ているというイメージでした。

前半は少し競った試合になりましたが、後半になるとトライアンズのスクエアカットやキーエリアからの外角シュートが入るようになり、そうなるとそのガード陣をチェックするためにベースラインがガラ空きとなり、そこを突かれてしまう。ディフェンスを崩すのに教科書通りの戦法でハンナリーズのディフェンスが総崩れになった感がありました。

しかしハンナリーズにとってはシーズン前にこの体験をしたのは非常に大きかったのではないでしょうか。秋田ノーザンハピネッツの中村ヘッドコーチもシーズン前になると必ず自分たちよりも強い相手との試合を組みますし、とても貴重な敗戦だったと思います。こういう試合を体験できるハンナリーズをとても羨ましく感じました。

さて、パナソニックトライアンズは2013-2014シーズンに発足するNBLには不参加を表明し、今のところトライアンズは休部する発表を致しております。

1バスケットマンとしてとても残念に思います。僕が生まれた年に初代日本リーグ王者となり、獲得した全国タイトルは歴代最多を誇ります。中学生の時にバスケット部の顧問が松下電器の試合見学に連れて行ってくれて、その時の衝撃は今でもはっきりと覚えています。その頃の僕らにとってはバスケットの最高峰は松下電器でした。

僕らがいつも土曜日にバスケットをしている体育館の予約をしに行ったのです。するとその日はママさんバスケットチームの練習が行われていました。お母さんたちがミドルを次々と決めていきます。なんとも嬉しい光景でした。体育館の予定表を見ると一番多いのがバスケットチームの予約です。

老若男女問わず、日本ではこんなに盛んにバスケットが行われているのに、どうしてトップリーグやナショナルチームともなるとこのスポーツには明るい話題が無いのでしょうか。

本気でスポーツ文化を育てていくのなら、成果を上げた者だけを認めるのではなく、成果を上げるためのバックアップ体制を万全にしていくしかないと思います。選手の皆さんが何の不安もなくプレーに専念出来る体制づくりが必要なのではないでしょうか。国際大会となると日の丸を背負わせ、それ以外は所属企業にサポートさせているだけでは進歩がありません。「国のため」「世界一になるため」などという大義名分がある時だけ、組織や契約を曖昧のままお上が召集するだけです。

バスケット界には東洋の魔女やメキシコオリンピック銅メダル、山下泰裕や谷 亮子や福原 愛は居ないかもしれませんが、ヒーローが居なくても多くの市井の人たちに愛され続けているんです。僕はその気になったらこのスポーツはこの国で必ずメジャーになれると信じています。後はするかしないかだけだと思います。

話が少しそれてしまいましたが、トライアンズの皆さん、ハンナリーズの皆さん、素晴らしい試合をありがとうございました。そしてトライアンズの選手の皆さんのバスケットの受け皿が見つかります様に心から祈っております。

さて、試合も終わり駐車場に向かうと.....

ここは枚方なのに、このミッションは一体.....  

Posted by せん(閃) at 09:06Comments(0)京都ハンナリーズ

2012年08月14日

2012-2013 京都ハンナリーズ公開練習見学

京都ハンナリーズの一般公開練習の見学に行って参りました。初めての横大路運動公園体育館は緑深い素晴らしい施設でした。

色んなヘッドコーチの考え方がありますが、浜口ヘッドコーチは与えられた限られた食材で、極上の一品を作り上げる達人ではないだろうかと思っています。この方のコーチング哲学の一つに「コーチはチームに自分の考えを押し付けてはならない。」というのがあります。

コーチの指導を見ていると、「褒め育て」が多い事に気付かされます。このメンバーで一番良いバスケットは何か、今はそれを探し続けている段階なのかもしれません。

「毎日小さなことを改良していけば、やがて大きなことが起こる。毎日少しずつ身体を調整すれば、やがて大きな改良が見られる。それは明日ではない。翌日すぐに起こるわけではない。だが、いずれ大きな進歩が訪れる。大きな改良を早急に期待してはいけない。日々、小さな改良を求めるのだ。それが変化を起こす唯一の方法だ。こうして変化が起きれば、それは持続する。」

UCLA名コーチ、ジョン・ウドゥンコーチの言葉です。僕は浜口ヘッドコーチを見ると何故か、ジョンコーチの姿を思い浮かべます。

このメンバーで優勝を目指すのはもちろんの事、その前にこのメンバーで出場枠を巡る競争が繰り広げられます。その競争こそがダイナミズムとなり、一層ハンナリーズを強くしていく事でしょう。

浜口ヘッドコーチの練習のお家芸、最後のシャトルランです。普段は笑顔が素敵な寒竹選手の表情も苦痛に歪みます。「この時期の走り込みが、終盤戦の第4クォーターで生きてくる。」浜口ヘッドコーチの信条です。

京都のブースターさんはもちろんの事、滋賀のブースターさん、JBLのブースターさん、色んなブースターさんが移籍を巡って一堂に会します。

僕はこれは本当に素晴らしい事だと思いました。そうやってどんどんと木々から新しい枝葉が伸びていく。そうやって日本のバスケットが広がっていけば本当に嬉しい事だと思います。

どうか先人のブースターの皆さん、新しくファンになった方々に優しい手を差し伸べてあげて下さい。それこそが日本のバスケットの環境を良くしたり、強くしたりする一翼を担う事になるという喜びを感じ取って欲しいのです。

本日から練習合流のリンク栃木から移籍の片岡選手です。「京都という素晴らしい、かつ厳しい環境でバスケットが出来る事に喜びを感じています。」

練習生契約の北村豪希選手です。「京都出身です。開幕までに選手契約を掴み取れるように頑張ります。」

瀬戸山主将「今シーズンもキャプテンを務める事になりました。新しいメンバーでハードワークに取り組んでいます。今シーズンはご覧の通りのイケメン揃いなので沢山の応援をお願い致します。外国人選手が合流するまでに、個人スキルアップを狙います。」

浜口ヘッドコーチ「今シーズンは広く動くバスケットを目指します。その日その日を大切にしていきたい。」

岡田選手は上手くは言えないのですが、なんか.....こう.....変な鎧を脱ぎ捨てられたとでも言いましょうか、ハンナリーズならよりシンプルにバスケットに向かい合い、これまで以上、過去最高の活躍が出来るのではないだろうかとふと思いました。

色紙を持って行くのを忘れてしまったのですが、女性ハンナリーズブースターさんがご親切に1枚下さりました。誠にありがとうございましたm(__)m。

瀬戸山主将、今シーズンもキャプテンの重責、しっかりと頼みますよ!。
  

Posted by せん(閃) at 08:27Comments(4)京都ハンナリーズ

2012年04月10日

4月8日(日)京都ハンナリーズ 対 宮崎シャイニングサンズ戦


こんな事を言っては怒られますが、闘う前から勝敗はついている試合でした。シャイニングサンズのプレイヤーは7人。そのうち外国人選手は1人。このメンバーではビックマン擁する京都ハンナリーズに体力が続かないのは自明の理でした。

それがわかっていても宮崎シャイニングサンズのバスケットがこんなに僕を魅了するのは、このチームのバスケットに「サムライ・スピリッツ」を感じられるからです。試合は大差で負けてしまいましたが、それでもこのシャイニングサンズがエヴェッサ、フェニックス、ハピネッツ、キングスから勝ち星を挙げた事が本当に納得できました。

「トラップは終わりではなく始まり。」OSGスクエアに貼ってあったあの言葉。どんなに時代が流れようとも色褪せる事無く脈々と受け継がれる中村バスケット。知恵と英知を振り絞り、小が大を打ち負かそうとする魂。バスケバカという褒め言葉は、決して順風満帆な中から生まれてきたものではない事を確信します。

一方ハンナリーズは恐らく予定通りと思われる後半勝負で挑んできました。あれだけ激しいトラップのシャイニングサンズ、後半運動量が落ちてくるのはわかっていますのでそこを見事に突いてきました。大事なプレーオフがかかっているこの時期、無用な消耗をさけて選手を思わぬ怪我から遠ざけるのもヘッドコーチの大切な役割です。

バッさんがヒーロー賞を獲得しました。あの滞空時間の長い3ポイントを見る事が出来て嬉しかったです。ハンナリーズのみんなから手荒い祝福を受ける姿を見て、この選手がどのチームに行ってもこれだけ慕われるのは、一重に石橋選手の人格・人柄なんだろうと思いました。

「ご覧の通りウチは1人で何十点も取れる選手が居る訳でもなく、チームプレーに徹する選手ばかりです。実は選手には昨日相当厳しい事を言いました。負ける訳にはいかないそんな中で、選手はよく耐えてくれました。」
浜口ヘッドコーチが京都ハンナリーズのヘッドコーチになられて本当に良かったと思いました。それはコーチの挨拶の後のハンナリーズブースターさんからの「炎!」コールが雄弁に物語っていたと思います。

キャプテン、ペネトレイトからのヨーロピアンステップ、めっちゃカッコ良過ぎでしたよ!。キャプテンがこの終盤調子を上げてきている事が本当に嬉しいです。
  

Posted by せん(閃) at 21:15Comments(0)京都ハンナリーズ

2012年04月01日

3月31日京都ハンナリーズ 対 琉球ゴールデンキングス戦


ハンナリーズアリーナに、京都ハンナリーズ 対 琉球ゴールデンキングス戦を見に行って参りました。とても見ごたえのある素晴らしいゲームでした。

特に第2クォーターに見せたキングスの3-2ゾーン。フロント3人のスモールラインアップ(並里、与那嶺、山内選手)が次々とスティールを奪っていくシーンは素晴らしかったです。それに対してハンナリーズは単調な2-3ゾーン。しかもフロントに井上、川辺選手というどちらかと言うとフィジカルな選手を置いたためにスピードのミスマッチを突かれ、点差があっという間に開きました。

ただやっぱり浜口ヘッドコーチ。こういう展開になると並のチームなら早く追いつきたいが為にディフェンスを忘れて単調なオフェンスに走りがちですが、ハンナリーズはじっくりと10分間をかけて1点差まで詰め寄りました。「インサイド」のイメージが強い京都ですが、4メンアウトの効果的なアウトサイドで点差を縮めます。特に瀬戸山キャプテンの3ポイントは僕自身も驚きました。チームとしての方針、自分の間で放つシュートはやはり決まりますね。外が決まるのでJB選手のドライブも生きてきます。

ランス選手DNPの危機を、リック選手の頑張りがチームを救いました。普段この2人の選手は1本の繋がった糸の様に細かいコンビネーションを展開していきますが、「オレがやらなければ!。」という気持ちがひしひしと伝わってきました。文句無しのMVPだった思います。

第4クォーターのファールゲームも凄かったです。ああいう時に小菅選手もパルマー選手も3ポイントを決める事が出来る集中力はやはり幾多の修羅場をくぐり抜けてきたチームだなと感じました。ただハンナリーズも1本も落とす事なく全てのフリースローを決めました。これは本当に感動しました!。

キングスはここ数試合1勝1敗が続きで不安が囁かれていますが、僕はそれは杞憂だと思います。何故ならもしレギュラーシーズンをぶっちぎりで独走してきたキングスが、プレイオフを目前に向けて色んなテストをしているとしたらどうでしょうか?。もしそうだとしたら、この時期にそれが出来るのは日頃頑張ってきたキングスの特権だと思うのです。特にあの一関でのビックブルズ戦を2つ獲った事。ああいう肝を絶対に外さないキングス。僕は風邪でもひかない限り今シーズンのチャンピオンに一番近いのは間違いなく琉球ゴールデンキングスだと思います。例えば今はスニード選手とラーカイ選手はピンでプレーしてしまっていますが、2人のコンビネーションなんかがこの先出ると、ちょっともう止められるチームは無いと思います。

残念だったのは並里選手のトラッシュトークの類です。並里選手のこういうシーンをたまに見ますが、いつも言う事なのですが、僕は選手がコート上でバスケット以外の事を頑張る行為が嫌いです。そんな事をしなくても並里選手の実力は折り紙付きですし、特に琉球ゴールデンキングスというチャンピオンチームには相応しくない行為だと思います。

せん「チームの危機を、キャプテンのスリーポイントが救いましたね。」
キャプテン「ありがとうございます!、明日も頑張ります。」

とにかく1日も早く全快して欲しいです。痛いでしょうけど、お話しさせて頂いて元気そうで少し安心致しました。  

Posted by せん(閃) at 09:34Comments(2)京都ハンナリーズ