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2012年06月09日

浜松東三河フェニックスがウェスタンカンファレンスへ

日本の電気の交流周波数は、50Hz域と60Hz域の2つに分かれています。なぜこの様になったのかと言いますと、明治20年に日本で初めて電力供給が始まりましたが、明治28年電力会社は周波数の統一に踏み切ることになりました。このとき東京の電力会社はドイツから50Hzの発電機を、大阪の電力会社はアメリカから60Hzの発電機をそれぞれ購入し、それがそのまま現在に至っています。

その境界線は静岡県の富士川を境としています。つまり浜松市は60Hz域、ウェスタンカンファレンスに相応しい地域なのです(笑)。

冗談はさておき、浜松東三河フェニックスさん、そしてフェニックスブースターの皆さま、ウェスタンカンファレンスへようこそ!。これでレイクスターズさんとフェニックスさんはホーム&アウェイで対戦出来る可能性が出て参りました。今からワクワクドキドキです。

フェニックスさんにとって言わずと知れた事ですが、一番近いアウェイの地が今のところ我が滋賀県なんです。どうかフェニックスブースターの皆さまお誘い合わせの上、アウェイ側の席を真っ赤に染め上げて下さいませ。

フェニックスさんがウェスタンにカンファレンスに移籍する事で、ウェスタンとイースタンの力の差が開いてしまう云々の意見をよく目に致します。確かに一時的にそういう現象もあるかもしれませんが、例えば横浜ビーコルセアーズさんの様に、必ず次の誰かが台頭してくるのがスポーツの世界だと思っています。一方ウェスタンの方は更なる競争の激化により、カンファレンスのバスケットの質を一層高めてくれると思うのです。中途半端な事をしているチームはプレイオフにすら一向にかからず、毎年下位を低迷し、実力の差は益々開く一方になっていく.....。

厳しい意見かもしれません。しかし日本のバスケットが長い年月低迷しているのは、この「厳しさ」が足りなかったのが原因だと思うのです。過度の保護により「先輩の寝首を掻いてでも、上にのし上がってやる。」という強い気持ちが生まれにくい環境では無かったかと思うのです。

浜松東三河フェニックスさんのウェスタンカンファレンスへの移籍は、きっとそういう環境の打開策の一端になるだろうと僕は考えています。2011−2012シーズンのファイナルズは僕にとって今までで一番面白かったし満足のいく優勝決定戦でした。理由は色々ありますが、一番感じたのは「有明」というステイタスが今まで以上により高まった闘いの場になった事でした。つまりあの舞台にはそれに相応しい総合力や品格を持つチームでなければ立つ事が出来なくなったという事です。それはきっとこれからも、より厳しい競争が年々舞台の精度を高めていってくれるものと信じています。

ファイナルズという舞台がこれから益々「正しい」「強さ」を「証明」する場に発展していく事を切に願っています。


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