
2014年04月17日
4月13日(日)バンビシャス奈良 対 島根スサノオマジック 戦
~バンビシャス奈良 ホーム最終戦~

いつも妻にバスケット観戦ばかりに付き合わせてしまっているので、たまにはその罪滅ぼしにと奈良市内にある吉野葛の佐久良という甘味処に行って参りました。

僕は葛もちを、ハニーちゃんは葛きりを頂いたのですが、いやはやこれがまた絶品のお味でございまして、日本人に生まれて本当に良かったなぁPart.2でした。想像していたよりもドロっと感が多くてそれでものどごしが爽やかで、ここはぜひ沢山のブースターさんに訪れて頂きたいお店です。

吉野葛の葛根から取れる“吉野本葛”は希少価値が高く、通常葛根の10%しか取れないそうです。元々葛は災害や病気に備える保存食として貴重な役割を担ってきて、漢方の葛根湯に配剤されるように根は特有の成分を持ち、発汗・解熱、緩和の作用をし、血行促進の効果もあります。

葛は日持ち致しますので贈り物にも最適です。葛きり、葛もちのレシピ付きですので、ぜひご家庭でもお試し下さい。

さて、名残惜しいものでバンビシャス奈良のホーム最終戦である島根スサノオマジック戦に行って参りました。bjリーグを応援する様になって本当に月日が経つのが早く感じられる様になりました。

会場には奈良県御所市出身、ソチオリンピックスノーボード男子ハーフパイプ銅メダリストである平岡卓選手が激励に駆け付けてくれました。そして平岡選手はクラブバンビシャス名誉会員に就任され、生駒市出身の太志選手からクラブバンビシャス会員の証である限定Tシャツが手渡されました。平岡選手のこれからの益々のご活躍に期待致します。

さてゲームの方ですが、第三クォーターまで一進一退の攻防でしたが、第四クォーターにバンビシャスの我慢が途切れて敗戦した、そんなゲームでした。ちょうど群馬に敗戦した時と同じ様なゲームだったと思います。バンビシャス奈良は確固たるシューターがジョー選手だけなので、40分間チームで一つ一つ丁寧に闘わなければこういうゲームになります。

スサノオマジックはカミングス選手がDNP。当然インサイドが手薄になります。しかしマロイ選手が孤軍奮闘、一人でインサイドを頑張りました。力任せに頑張ったのではなく、エドワード、横尾、籔内選手たちとの2メンゲームを辛抱強く展開していきました。スサノオマジックのガード陣の高確率なアウトサイドはマロイ選手がコツコツとインサイドを頑張った結果によるものでした。

ハンソンヘッドコーチのインタビューにもありましたが、スサノオマジックはこの試合とにかくターンオーバーを減らす事を念頭に置いて闘ったと思います。大きなパスを避けて籔内選手やエドワード選手を頂点とした三角形のパスを回す事でバンビシャスのスティールを防ぎました。先にも申し上げましたがカミングス選手がDNPの状態で勝つにはこのバスケットしか無かったと思います。選手のみんながヘッドコーチの意思をよく理解した上での非常に素晴らしいバスケットだったと思います。

ただ一つだけバンビシャスの擁護をするなら、この日のバンビシャスはヒートデビルズ4連戦の疲労が回復していない影響が大きかったと思います。プレスディフェンスの圧力も弱かったですし、全体的に見ても反応が鈍かった。達也選手のベンチでのグッタリ感がそれを如実に現していました。いくら若いチームとは言え、4連戦はやっぱり身に応えた事でしょう。

四方山話
川辺泰三選手の引退発表を受けて、特にこの日ハンナリーズアリーナでホームゲームがあったのにも関わらず、チームの垣根を越えて多くの泰三ブースターが会場に訪れてくれました。泰三選手ほど多くのブースターに愛された選手は他に居ないのではないでしょうか。僕も泰三選手がハンナリーズやエヴェッサに在籍していた事もあり、彼のプレイを沢山見る事が出来ました。華麗なスリーポイントよりも、怪我で苦しんだ泰三選手のイメージの方が強く印象に残っていて、とても心を痛めた記憶が蘇ります。太田和利選手や勝又英樹選手の引退も悲しかったけれど、泰三選手の引退の悲しみは格別なものがあります。泰三選手の第二の人生の活躍を心からお祈り申し上げます。

【#3 山城キャプテン】
『一人一人が毎日毎日キツい練習を頑張って乗り越えてきました。色々あったんですけど、アメリカ人の選手から色々教えて貰いながら、若い鈴木だったり純平だったり太志だったりが成長した年になったのかなと思います。個人的には3月5日の高松戦で、だいぶ動けてはいるんですけど、手がほんとにこれ以上上がらない状態で、一日でも早く治せる様に頑張ってはいたんですけど、最終戦には間に合いませんでした。来シーズンしっかりバスケが出来ているかどうかまだわからない状況なんですけど、めげずに頑張ってバスケしていきたいと思います。また来シーズンバンビシャス奈良を応援して下さい。宜しくお願い致します。』

【#14 稲垣 諒】
『皆さん、会場に足を運んで下さりありがとうございます。最終戦勝つ事が出来なかったのですけど、最後まで頑張ったと思います。引き続き来シーズンも応援を宜しくお願いします。本当にありがとうございました。』

【#7 長島エマニエル】
『皆さん今日はありがとうございました。負けてしまいましたけど、来シーズンも宜しくお願い致します。』

【#21 ジャマー・エイブラムズ】
『長いシーズンだったんですけど、ありがとうございました。引き続き宜しくお願い致します。』

【#4 アンソニー・ブラウン】
『二日間ありがとうございました。』

【トレーナー兼通訳 三木友芽子】
『皆さんの声援で力を頂きました。ありがとうございました。』

【トレーナー兼通訳 ハルボーセン・マイクル】
『来シーズンも引き続き宜しくお願い致します。』

【#33 吉田簡太郎】
『来シーズンもバンビシャス奈良を宜しくお願い致します。』

【#2 エイドリアン・モス】
『ありがとうございました。タフなシーズンでした。これからも宜しくお願い致します。』

【#32 ジョー・チャップマン】
『ありがとうございます。8連敗からスタートしましたけど、いいチームメイト恵まれました。これからも宜しくお願いします。』

【#1 鈴木達也】
『今シーズン大変大きな声援をありがとうございました。来シーズンも頑張りますので引き続き宜しくお願い致します。』

【#18 本多純平】
『今日は会場に足を運んで頂きありがとうございました。そしてホームでは毎試合温かい声援をありがとうございました。本当に皆さんの声援が力になりました。ありがとうございました。』

【#16 笠原太志】
『本日は忙しい中足をお運び頂きありがとうございました。奈良の皆さんの前で沢山プレイする事が出来て本当に嬉しく思います。ホームは今日で終わってしまいましたが、来シーズンもまた会場に足をお運び下さい。宜しくお願い致します。』

【ヘッドコーチ 遠山向人】
『昨日までチームは4連勝していまして、今日勝って5連勝、そして今シーズン最後の試合に勝って7連勝しようという話をしてゲームに入ったのですけど、チームとしての初の5連勝は来シーズンに持ち越しとなりました。そしてチームとしてのプレイオフ進出も来シーズンに持ち越しとなりました。僕達は今成長の過程に居ます。今シーズンの素晴らしい選手の頑張りと、そしてブースターの皆さんの大きな声援のお陰で、奈良にプロバスケットボールという素晴らしい財産が生まれたと思っています。来シーズン必ずプレイオフ進出、5連勝6連勝に繋げていきたいと思っています。皆さんの大きな声援が無ければ僕達は今シーズン頑張る事は出来ませんでした。一緒にまた来シーズン闘って、プレイオフ進出という大きな感動を共に出来ればと思います。本当に今シーズンありがとうございました。』

4月13日(日) バンビシャス奈良今季ホーム最終節
●バンビシャス奈良 66 − 80 島根スサノオマジック○
1Q 18−19
2Q 19−18
3Q 21−21
4Q 08−22
いつも妻にバスケット観戦ばかりに付き合わせてしまっているので、たまにはその罪滅ぼしにと奈良市内にある吉野葛の佐久良という甘味処に行って参りました。
僕は葛もちを、ハニーちゃんは葛きりを頂いたのですが、いやはやこれがまた絶品のお味でございまして、日本人に生まれて本当に良かったなぁPart.2でした。想像していたよりもドロっと感が多くてそれでものどごしが爽やかで、ここはぜひ沢山のブースターさんに訪れて頂きたいお店です。
吉野葛の葛根から取れる“吉野本葛”は希少価値が高く、通常葛根の10%しか取れないそうです。元々葛は災害や病気に備える保存食として貴重な役割を担ってきて、漢方の葛根湯に配剤されるように根は特有の成分を持ち、発汗・解熱、緩和の作用をし、血行促進の効果もあります。
葛は日持ち致しますので贈り物にも最適です。葛きり、葛もちのレシピ付きですので、ぜひご家庭でもお試し下さい。
さて、名残惜しいものでバンビシャス奈良のホーム最終戦である島根スサノオマジック戦に行って参りました。bjリーグを応援する様になって本当に月日が経つのが早く感じられる様になりました。
会場には奈良県御所市出身、ソチオリンピックスノーボード男子ハーフパイプ銅メダリストである平岡卓選手が激励に駆け付けてくれました。そして平岡選手はクラブバンビシャス名誉会員に就任され、生駒市出身の太志選手からクラブバンビシャス会員の証である限定Tシャツが手渡されました。平岡選手のこれからの益々のご活躍に期待致します。

さてゲームの方ですが、第三クォーターまで一進一退の攻防でしたが、第四クォーターにバンビシャスの我慢が途切れて敗戦した、そんなゲームでした。ちょうど群馬に敗戦した時と同じ様なゲームだったと思います。バンビシャス奈良は確固たるシューターがジョー選手だけなので、40分間チームで一つ一つ丁寧に闘わなければこういうゲームになります。

スサノオマジックはカミングス選手がDNP。当然インサイドが手薄になります。しかしマロイ選手が孤軍奮闘、一人でインサイドを頑張りました。力任せに頑張ったのではなく、エドワード、横尾、籔内選手たちとの2メンゲームを辛抱強く展開していきました。スサノオマジックのガード陣の高確率なアウトサイドはマロイ選手がコツコツとインサイドを頑張った結果によるものでした。

ハンソンヘッドコーチのインタビューにもありましたが、スサノオマジックはこの試合とにかくターンオーバーを減らす事を念頭に置いて闘ったと思います。大きなパスを避けて籔内選手やエドワード選手を頂点とした三角形のパスを回す事でバンビシャスのスティールを防ぎました。先にも申し上げましたがカミングス選手がDNPの状態で勝つにはこのバスケットしか無かったと思います。選手のみんながヘッドコーチの意思をよく理解した上での非常に素晴らしいバスケットだったと思います。
ただ一つだけバンビシャスの擁護をするなら、この日のバンビシャスはヒートデビルズ4連戦の疲労が回復していない影響が大きかったと思います。プレスディフェンスの圧力も弱かったですし、全体的に見ても反応が鈍かった。達也選手のベンチでのグッタリ感がそれを如実に現していました。いくら若いチームとは言え、4連戦はやっぱり身に応えた事でしょう。
四方山話
川辺泰三選手の引退発表を受けて、特にこの日ハンナリーズアリーナでホームゲームがあったのにも関わらず、チームの垣根を越えて多くの泰三ブースターが会場に訪れてくれました。泰三選手ほど多くのブースターに愛された選手は他に居ないのではないでしょうか。僕も泰三選手がハンナリーズやエヴェッサに在籍していた事もあり、彼のプレイを沢山見る事が出来ました。華麗なスリーポイントよりも、怪我で苦しんだ泰三選手のイメージの方が強く印象に残っていて、とても心を痛めた記憶が蘇ります。太田和利選手や勝又英樹選手の引退も悲しかったけれど、泰三選手の引退の悲しみは格別なものがあります。泰三選手の第二の人生の活躍を心からお祈り申し上げます。

【#3 山城キャプテン】
『一人一人が毎日毎日キツい練習を頑張って乗り越えてきました。色々あったんですけど、アメリカ人の選手から色々教えて貰いながら、若い鈴木だったり純平だったり太志だったりが成長した年になったのかなと思います。個人的には3月5日の高松戦で、だいぶ動けてはいるんですけど、手がほんとにこれ以上上がらない状態で、一日でも早く治せる様に頑張ってはいたんですけど、最終戦には間に合いませんでした。来シーズンしっかりバスケが出来ているかどうかまだわからない状況なんですけど、めげずに頑張ってバスケしていきたいと思います。また来シーズンバンビシャス奈良を応援して下さい。宜しくお願い致します。』

【#14 稲垣 諒】
『皆さん、会場に足を運んで下さりありがとうございます。最終戦勝つ事が出来なかったのですけど、最後まで頑張ったと思います。引き続き来シーズンも応援を宜しくお願いします。本当にありがとうございました。』

【#7 長島エマニエル】
『皆さん今日はありがとうございました。負けてしまいましたけど、来シーズンも宜しくお願い致します。』

【#21 ジャマー・エイブラムズ】
『長いシーズンだったんですけど、ありがとうございました。引き続き宜しくお願い致します。』

【#4 アンソニー・ブラウン】
『二日間ありがとうございました。』

【トレーナー兼通訳 三木友芽子】
『皆さんの声援で力を頂きました。ありがとうございました。』

【トレーナー兼通訳 ハルボーセン・マイクル】
『来シーズンも引き続き宜しくお願い致します。』
【#33 吉田簡太郎】
『来シーズンもバンビシャス奈良を宜しくお願い致します。』
【#2 エイドリアン・モス】
『ありがとうございました。タフなシーズンでした。これからも宜しくお願い致します。』
【#32 ジョー・チャップマン】
『ありがとうございます。8連敗からスタートしましたけど、いいチームメイト恵まれました。これからも宜しくお願いします。』
【#1 鈴木達也】
『今シーズン大変大きな声援をありがとうございました。来シーズンも頑張りますので引き続き宜しくお願い致します。』
【#18 本多純平】
『今日は会場に足を運んで頂きありがとうございました。そしてホームでは毎試合温かい声援をありがとうございました。本当に皆さんの声援が力になりました。ありがとうございました。』
【#16 笠原太志】
『本日は忙しい中足をお運び頂きありがとうございました。奈良の皆さんの前で沢山プレイする事が出来て本当に嬉しく思います。ホームは今日で終わってしまいましたが、来シーズンもまた会場に足をお運び下さい。宜しくお願い致します。』
【ヘッドコーチ 遠山向人】
『昨日までチームは4連勝していまして、今日勝って5連勝、そして今シーズン最後の試合に勝って7連勝しようという話をしてゲームに入ったのですけど、チームとしての初の5連勝は来シーズンに持ち越しとなりました。そしてチームとしてのプレイオフ進出も来シーズンに持ち越しとなりました。僕達は今成長の過程に居ます。今シーズンの素晴らしい選手の頑張りと、そしてブースターの皆さんの大きな声援のお陰で、奈良にプロバスケットボールという素晴らしい財産が生まれたと思っています。来シーズン必ずプレイオフ進出、5連勝6連勝に繋げていきたいと思っています。皆さんの大きな声援が無ければ僕達は今シーズン頑張る事は出来ませんでした。一緒にまた来シーズン闘って、プレイオフ進出という大きな感動を共に出来ればと思います。本当に今シーズンありがとうございました。』
4月13日(日) バンビシャス奈良今季ホーム最終節
●バンビシャス奈良 66 − 80 島根スサノオマジック○
1Q 18−19
2Q 19−18
3Q 21−21
4Q 08−22