ラジヲとギター

ｂｊリーグって不思議ですよね。自分の好きな球団があってもその他の球団も好きになってしまう。時には他チームブースターの人達と呑みにも行ってしまう。そんな不思議な魅力をこのリーグは持っています。もしかしたらこれこそが、それぞれの地域に支えられている密着型ならではの姿なのかもしれません。

仙台８９ＥＲＳもそんな球団さんの一つです。復活しただけでも凄いのに「優勝を目指す。復活しただけでは意味がない。」ときっぱりと宣言されます。

確かに僕も８９ＥＲＳが復活した時に真っ先に頭をよぎった言葉があります。それは「弱い８９ＥＲＳは許されない。」理由があった訳ではないのですが、なんとなくそんな気がしました。

８９ＥＲＳはよくｂｊリーグの中でもお手本のようなチームとして紹介されます。それは中村球団社長の「地域に受けた恩を返す。」という言葉に凝縮されていると思うのです。地域密着型ですから人の心を大切にしない球団はたちまち閑古鳥が鳴くようになるのではないでしょうか。ナイナーズブースターさん達が大挙として仙台市体育館に詰めかけるのにはチームの成績とは別の何かがあると思えてなりません。

今シーズンの有明にナイナーズイエローのブースターさん達が大挙として押し寄せる事が出来たなら、輝かしい歴史の１ページになりますね。

今シーズンのナイナーズは今までの輝かしい成績と比べると随分と苦しんでいるみたいです。連勝と連敗を繰り返すのはあまり良い状態とは言えないのかもしれません。そんな中、トレイ選手の契約解除というびっくりするニュースも飛び込んで来ました。チーム内の混乱がそのまま成績に反映されなければ良いのですが。ロバートピアスＨＣなだけにうまく立ち直って欲しいです。

ｂｊリーグに「強い８９ＥＲＳ」が無いと、やっぱり寂しいですから。