激闘のあと ライジング福岡

せん(閃)

2012年04月10日 06:27

「プロ失格かもしれないけど、昨日ばかりは勝敗をつけるのは少し心が痛かった。」ワラ選手が彦根でのノーザンハピネッツ戦の後で語った言葉です。凄く気持ちが伝わる言葉でした。

長くレイクスターズブースターをやっていると、いっぱい苦しい思いをしてきたせいか、「バスケなんか、勝ったモンが正義なんだよっ!。」て気持ちになかなかなれません。今回のライジング福岡をつぶさに見て、このチームがバスケット以外のものと闘っているのではないだろうかとそんな気持ちになりました。強豪チームなのにヘッドコーチの交代、少ないロスター、レイクスターズがこの世に誕生して以来、常にライジング福岡はレイクスターズの壁となってきたので余計にそう感じるのかもしれません。

こういう情けの気持ちが逆に相手に対して失礼になると考える方も居られるでしょう。だから「プロ失格。」という言葉の表現があるのでしょう。大震災があった事も大きな影響を与えていると思います。

現場はそれどころじゃないだろうし、喰うか喰われるか、そんな中闘っているのは百も承知のつもりです。だからこれは僕というクソジジイの戯言です。

初年度にワラ選手が町田選手に対して、「何を迷っているんだろう。バスケットなんか少しずつしか上手くなれないのに。」と語りました。その少しずつが、レイクスターズに血液として流れ込んできているのでしょうか。

みんなが沢山苦しんで涙してきた分、レイクスターズが報われて欲しいですね。そして苦しいであろうライジング福岡に復活してもらいたいです。


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