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2012年10月24日

中日新聞に滋賀 対 大阪の記事が掲載

中日新聞に滋賀 対 大阪の記事が掲載
中日新聞に野洲市総合体育館で行われた滋賀レイクスターズ 対 大阪エヴェッサの記事が掲載されていました。

インタビュアーは主に我らが闘将藤原隆充選手でしたが、記事の内容は非常に自分達に厳しいものでした。

「こんなバスケットでは琉球に勝てない。」

僕は彼のこの言葉を読んだ時とても嬉しく思いました。今までのレイクスの選手のインタビュー内容は決まって「自分達のバスケットをすれば勝てる。自分達のバスケットが出来なかったから負けた。」という中味の薄いものでした。

『自分達のバスケットを崩すのが相手チームの仕事なのに。』といつも疑問に思ったものです。

しかし今は「琉球には勝てない。」と客観的に自分達の力を推し測る様になった。「(琉球に)胸を借りるつもりで。」という言葉も偽らざる素直な気持ちの表れだったのだろうと思います。

大阪戦、2試合ともスタートで愚図ついたのは「大阪」という名前の重圧だったのではないでしょうか。それまでの対戦成績6勝20敗、意識するなと言っても無理だったと思います。しかしレイクスが偉いなと思ったのは、そこから地味な事でコツコツ試合を立て直す事が出来た事です。今までなら早く楽になりたがろうとした。だからバスケットが小さくなり、シューターが多い分入るには入るがその分失点も重ねて終わってみたらちっとも点数が縮まらない。

『やる事をやって負けたのなら相手の方が強かったと諦めもつくが、やる事をやらないで負けるから納得がいかない。』この4年間の僕のレイクスに対する感想です。しかし大阪戦ではポストにボールが入ると必ずショウで圧力をかけて、まだまだ完成度は低いけれど、その食み出た一人分を他のフォワードがカバーしようとする意識を感じる事が出来ました。

滋賀レイクスターズよりも琉球ゴールデンキングスの方が強いのは誰の目から見ても明らかでしょう。でもとにかくやらなければいけない事をキチンとやってきて欲しいなと思います。試合経過の点数なんて見る必要はありません。要所でハドルを組み、常に自分たちの方向性が間違っていないかチェックして大きな声を掛け合って欲しい。

得点王やスティール王、リバウンド王なんて他の誰かさんにくれてやればいい。レイクスは全員で総得点王や最少失点率を狙えばいいんです。『ONE FOR LAKES ALL FOR SHIGA』とはその宣言だと僕は思っています。


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Posted by せん(閃) at 12:20│Comments(2)本の感想
この記事へのコメント
今年の滋賀はあきらかに
昨シーズンとは違いますね、 

敵チームからもわかる気がします。

滋賀はキングスにプレイオフでも2回負けてるし、
ホームで二連勝も許したことがありますよね。

滋賀からすればキングスはいい相手だと思います(´・ω・`)


だからこそキングス側としても絶対に負けたくないです!

プレイオフを除くと、キングスは滋賀にホームでの連勝が
2008-2009シーズン以来ないんですよね、

だからこそ今週は二連勝してほしいです('∀`)
Posted by わさびーふ at 2012年10月24日 23:11
わさびーふさん、キングスもホーム開幕戦なので相当気合いが入っていると思います。キングスを止められるのはどのチームでしょうねぇ。
Posted by せん at 2012年10月25日 19:13
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