3月17、18日 仙台89ERS 対 滋賀レイクスターズ 戦
2日間とも、ロバートピアスヘッドコーチディフェンスでファストブレイクを封じこめられました。
3月17日(土)
1Q 19 17
2Q 15 18
3Q 15 18
4Q 12 27
対戦相手は堅い守りが真骨頂の仙台89ERSでしたが、この日のレイクスは一人一人のプレイヤーがとても大切にバスケットをしていたというか、必ずやってくるチャンスの時まで全員が我慢のバスケットに徹する事が出来ました。ディフェンスバスケットチームとのゲームでは、むやみやたらに仕掛けて術中にはまらない事。こっちもディフェンスとリバウンドをしっかりと行い我慢する事、これに尽きると思います。
3月18日(日)
1Q 15 18
2Q 24 26
3Q 21 8
4Q 27 21
この日のレイクスは土曜日と同じ様に我慢の展開がしっかりと出来ていたのです。しかし流石は策士ロバートピアスヘッドコーチ、ペップ選手の得意のカールカットの際、必ずシングルトン選手をマッチアップで押し上げて得意のドライブをさせてくれません。本当はシングルトン選手がハイポストまで上がってきてくれたなら、他の選手がリング下にフォローに行き、ペップ選手が味方にバウンズパスすればチャンスが生まれるのですが、チームとして恐らくそういう練習をしてきていないのでしょうね。また、89ERSはスクリナーをTAKU選手からダン選手へと自在に変え、マッチアップのミスマッチを作り、ペネトレイトで次々とレイクスディフェンスを破って行きました。そうなると一つの事しか出来ないニチィ選手のピックアップが疎かになり、そこから次々とオフェンスリバウンドを取られ万事休す。レイクスもうまくキックアウトを作ったのですが、レイ選手を筆頭にアウトサイドがことごとくリングに嫌われました。ハーフコートで待機型のジャンプシュートはレイ選手不得意です。レイクスにきて0点という屈辱はもしかしたら初めてかもしれません。
ジュリアス選手はもう直りませんが、ワラ選手のぷっつんも痛かったと思います。シングルトン選手が投げたボールが足に当たったのが気に入らなかったのかもしれませんが、あれはどう見ても故意ではないです。ベンチのコーチの指示も目線をそらしていました。
中村ヘッドコーチはかつて浜松東三河フェニックス時代、大口選手についてこう語った事があります。「ウチは大口が居るから大丈夫。あの子はあんな身体が小さい子だから怪我も絶えない。」
どれだけ踏まれようが肘が入ろうが、痛みが治まれば大口選手は顔色を変えずに自分の仕事に徹します。ワラ選手が見習わなければならない部分だと思います。何故ならワラ選手の一挙手一投足はチームに与える影響が大きいからです。
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