ラジヲとギター

横江選手と籔内選手、この２人の差がそのまま結果に出たゲームでした。「そんな酷な。」と思われるかもしれません。しかし横江選手にはレイクスのエースに育ってもらわなければならないんです。苦しいのは今の内です。

序盤にパケット選手にスクリーンでふっ飛ばされてもしかしたら脳震盪を起こしたのかもしれません。ガードがスクリーンで起き上がれないなんて一人前とは到底言えません。

ミドルだってそう、完全にスサノオマジックにノーチェックでした。あれがもし、竹野選手だったらどうだったでしょうか？。用意に想像がつく事です。そんなシュートをもし落としていたら、アランヘッドにもう使ってもらえなくなりますよ。決めて当然です。

スクリーンを怖がるあまり、後ろが気になりそこを籔内選手に見事に抜かれました。スクリーンでマッチアップを２回スイッチした際、相手が外国人選手とのミスマッチとなり、引いてしまいました。あのディフェンスはコンティメントを詰めて平面で闘わなければならなかった。ミスマッチですもの、シュートまで持っていかれたら当然負けます。

この３つのミスが４クォーターのキモの部分で出て万事休す。横江選手にとっては実に高い授業料の敗戦となりました。当たり負けしないフィジカルを作る事も急務です。

ワラ選手が吠えた試合を捨ててしまった。この悔しさを、横江選手は忘れてはなりません。コートに出ている以上、新人だからという甘えは通用しません。

横江選手、「大口選手だったらあの時どうしていただろうか？。」それを考えてみて下さい。