ラジヲとギター

さてレイクスターズですが、４シーズン連続１月２月を弱いチーム状態で終えました。１／２１－２２沖縄戦・２／４－５大阪戦ブースタースタンド席応援キャンペーンは１勝３敗、４連敗を喫し、富山に歴史的大敗、通算１００勝記念と銘打って臨んだジェッツ戦で１００勝達成ならず、赤っ恥・バツの悪い限りを尽くしてしまったレイクスターズ。ＧＡＯＲＡでもＢＢＣの負け試合を全国にタレ流し続けています。

さて、次週はレイクスターズは試合がありません。所謂「バイ・ウィーク」というやつです。

まぁ、ビバリーヒルズバーガーでも食べながら危機感も無くなんとなく練習するのでしょう。そしてどこぞのイベントに出演するのでしょう。プロですからね、スポンサー活動も大切です。たぶん通算１００勝は適当に何処かの試合で達成するとは思います。でもお祝いする気持ちは無くなりましたね。

２シーズン連続タレントを多く揃えました。でもタレントを揃えてもそれがイコールチームが強くなる事には結びつかない事が嫌という程わかりました。逆に地味な選手ばかりでもサボらずに一生懸命走り、ディフェンスとリバウンドをきっちりとやれば、「ＢＥＡＴ　ＴＡＬＥＮＴ」は十分達成出来るし、その可能性の方が高い事が僕自身はっきりとわかりました。シュート力が無い選手でも果敢にリングにアタックすればシュートの可能性は高まるし、うまくいけばフリースローだってもらえます。

今の滋賀がもし浜松や琉球と対戦したら６５　対　１００どころではないでしょう。

ピアスヘッドの時はもっとこの時期どん底でした。でもあの当時の彼らには野獣の牙を感じました。「オレらは今どん底やけど、今に見てろよ。」そういう気迫みたいなものを感じました。殴られても蹴られても、折れないハートみたいなものを僕自身勝手に感じる事が出来ました。ブログでもみんなもっとピュアに「悔しい！。」と表現していました。今はそういう気持ちを感じる事が全く出来ないのです。自分達の事ではなく、他人ごとに感じてしまうのです。

勝負は時の運です。しかしやらずして座して負けるのはただの負け犬です。同じ負けるならトコトンまで限界まで自分を追い込んでから負けませんか？。

考えようによってはこの２週間は好機だと思います。バスケットをうまくなるとかそんなのじゃなく、徹底的に自分達を追い込み、この２週間で精神的に「強く」なりませんか？。闘志剥き出しの野獣の牙で敵に立ち向かう心を宿して欲しいのです。

「たった２週間で。」と思うかもしれません。しかし次節対戦する秋田ノーザンハピネッツを見て下さい。もの凄いスタッツを残す選手が居ないにも関わらず、たった一シーズンであの位置の成績を収めるチームに生まれ変わったではないですか。

成果を決めるのは自分達の意思である。その事を秋田ノーザンハピネッツが証明しています。やらなきゃ粘りも自信も信頼関係も生まれてはきません。

今の滋賀の力では１－３－１和ディフェンスを破る事は出来ません。第２クォーターに１桁台の得点に抑え込まれてそのまま連敗するしかないでしょう。あれを破るにはトランジションの早い展開に持っていき、あれを出させなくするしか無いのですが、今の滋賀にあれを出させなくするスピードはありません。

プレイオフに残るとか残らないとかそんな事が重要なのではないと思います。自分達の短いバスケットボール人生の中で、今シーズンに対して胸を張る事が出来るかどうかが一番重要なのではないでしょうか。

泣いても笑ってももう残り２ヶ月です。