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2011年10月20日

大分ヒートデビルズ戦

秋田ノーザンハピネッツ 対 大分ヒートデビルズ戦をbjtvで観させて戴きましたが、第2戦勝ちましたね〜。10月15日(土)の敗戦後、ビデオを見ながら2時間かけてハピネッツの弱点を研究し、その成果が見事に現れたゲームだったそうです。厳しいフロントプレスでハピネッツに何もさせないバスケットでした。

この時期はどのチームもあ・うんの呼吸が未熟な時期だと思われます。そんな時期にプレスでターンオーバーを誘発する。鈴木裕紀ヘッドコーチ、なかなかの策士だと思いました。

僕は実は鈴木裕紀ヘッドコーチは、かつてのヤクルトスワローズの若松監督のような存在になるのではと勝手に想像しています。それはつまりチーム全員がヘッドコーチを慕い、みんながヘッドコーチを男にしようとする一致団結のパワーを生み出すチームになるのではないかという姿です。

そんな裕紀ヘッドコーチのヒートデビルズに、ウェンデルホワイト選手が加入致しました。ウェンデル選手のドライブはウィングから真っ直ぐ来るのではなく、フリースローサークルへカーブ・シュートして来るので袋小路にしにくい。なのでウェンデル選手がボールマンになった時に如何にマークマンがコンティメントを詰めて、視覚的に窮屈に感じさせるかがとても重要だと思います。昨シーズンの京都ハンナリーズ 対 滋賀レイクスターズ戦@向日市民体育館の100点ゲームで惨敗した時のように、ウェンデル選手には劣勢や逆境をバネにして、時に信じられないパワーを発揮する男気があります。こういう数字ではなかなか言い表せない選手は非常に厄介だと思います。

昨シーズンの滋賀レイスターズは惜しくも有明への切符を手にする事は出来ませんでした。下の数字はウェスタンファイナル4出場チームとの勝ち星の差です。


琉球 34勝

大阪 32勝

滋賀 30勝


皆さん、下の数値が何かおわかりになられますでしょうか。


琉球 25試合 17勝 8敗

大阪 25試合 16勝9敗  

滋賀 25試合 13勝12敗 


これは3球団の土曜日(一部平日を含む)の勝敗表です。つまり、上位2チームと滋賀レイクスターズさんは土曜日の差がそのまま岐路になっているのがわかります。

かつて石橋元ヘッドコーチがブログで、「強いチームは土曜日に全力で闘い勝利をもぎ取り、日曜日はその勢いで勝つ。」みたいな事を語っておられましたが、僕は凄く見識の高い意見だと思いました。

そういう意味だと滋賀レイクスターズさんは球団創設以来その真逆になってきたイメージがあります。土曜日に負けて慌てて日曜日に勝つという・・・・・。しかし、はっきりいってそれでは有明への道は非常に難しいと思うのです。

失礼な事を敢えて言ってしまえば、土曜日に負けて日曜日にその修正をするのはどこのチームでも出来る事なんですよね。更に言えば数字以上にレイクスターズさんの土曜日のバスケットは内容が悪いと言いましょうか、少なくとも全力感ではなく、様子見感を感じるのは僕だけでしょうか。


言うまでもない事ですが、土曜日に勝つという事は、

・連勝の可能性が出てくる。
・連敗はない。

土曜日に負けるという事は、

・連勝の可能性が無くなる。
・連敗の危険性が高まる。

ハナから連勝を狙うのではなく、まずは全力で土曜日を執念でもぎ取る。今度の彦根の大分ヒートデビルズ戦はそこを注目したいと思います。


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Posted by せん(閃) at 08:59│Comments(10)レイクス
この記事へのコメント
こんにちは。

ブースターの心境からすれば、日曜日に勝って、気持ちよく仕事はじめの月曜日を迎えたいという心境ですが、それではあきませんよね。

まずは、
土曜日に勝たないと。
そうじゃないと、その節に貯金を増やすことが出来なくなってしまいます。


土曜日の勝ち数の差、そこまで考えてなかったです。
Posted by Zui at 2011年10月20日 13:46
連続ですみません。

HOME、AWAYの土日別の勝ち負けを集計してみました。

キングス
土曜 HOME 10勝3敗
土曜 AWAY 7勝5敗
日曜 HOME 8勝5敗
日曜 AWAY 9勝3敗

大阪
土曜 HOME 10勝3敗
土曜 AWAY 6勝6敗
日曜 HOME 9勝4敗
日曜 AWAY 7勝5敗

滋賀
土曜 HOME 7勝5敗
土曜 AWAY 6勝7敗
日曜 HOME 9勝3敗
日曜 AWAY 8勝5敗

となりました。

キングスと大阪は土曜日のHOME GAMEでほとんど負けないというのが印象的でした。
やはり、AWAYチームには移動の疲れというものが少なからずあります。
そこにきっちりと勝てるというのは非常に重要なことのように思えました。

ちなみに、
キングス土曜日HOMEの3敗のうち、
1敗は目撃者です(笑)。
Posted by Zui at 2011年10月20日 17:08
てっちゃんコメントありがとうございます。

確かにブースター的には土曜日勝って日曜日に負けるより、その逆の方がいいですね。ただ、チャンピオンシップの事を考えるとあまりよろしくはないと思います。

今シーズンはチームもヘッドコーチも一新なので昨シーズンのデータは当てにはならないとは思いますが、15日のバスケットを見て少し気になりました。

メンバーは変わっても、ポイントガードは変わってないんですよね。
Posted by せん at 2011年10月20日 21:15
てっちゃん、貴重なデータをありがとうございました。

それにしても土曜日のホーム以外の成績は琉球&大阪と全く遜色無いんですよね。僕はこの土曜日ホームの成績は決して気負い過ぎとかそんな原因ではないと思っています。

僕が思う原因の一つは「なんとなくバスケット。」中村ヘッドコーチは対戦相手に「絶対に負けない。」ディフェンスを見せつけるし、桶谷ヘッドはインテンシティー、ライアンヘッドはハードディフェンス、つまりバスケットに意思を感じる事が出来るのです。

ホームの土曜日の成績、新規参入チームに6敗した事。これは強い意思を持っているかどうかの差ではないでしょうか。

ヘッドコーチが変わり、メンバーも変わりました。が、ポイントガードはそのままです。
Posted by せん at 2011年10月20日 21:35
こんばんは。

うちが土曜日(ホーム初戦)をメインに観戦に行くのは

前節からの切り替えが出来ているのか

前節がもしよければそれを持続し

継続そして更に+αされてるかを

私なりに観たいからです。

一緒に行ってる息子は

もちろん勝つ試合を観たいはずです。

でも敢えて初戦メイン観戦です。

勝つ事ばかりを先に覚えさせては

今後の彼の為にはならないと思うので・・・

まず初戦勝利、そして第2戦

相手が修正してきても

相手が予測出来ない様な事を

仕掛けて欲しいなと私は思っています。

アランHCは勿論の事、

チームとしてのベクトルが同じ方向に向いているか

そこに注目しています。

で、ないと

善戦マンでい続けるのかもしれません・・・

偉そうなコメントしてすいません。
Posted by なおきパパなおきパパ at 2011年10月20日 22:16
なおきパパ、こんばんわ。

善戦マン、なる程ですね。皆さんそれぞれの立場や思いがあってのレイクスターズなんですね。


ただただ、レイクスターズが見れたら幸せという人も居れば、「絶対に勝て!。」と怖い人も居る。なおきパパの様になおきくんにバスケットを通じて何か大切な事を伝えようとする人も居る。

不思議なものです。レイクスターズが勝とうが負けようが、自分の人生には何の影響もない筈なのに。

恋に悩んでいる人も居るでしょう。子育てに悩んでいる人もいるでしょう。そんな人たちのレイクスターズ。

昨日まで知らなかった人たちが、レイクスターズによって知り合ったり。

みんなまるで植物を育てるような気持ちで見守るレイクスターズですね。
Posted by せん at 2011年10月20日 23:11
こんにちは。
1節2戦の形式でやるかぎり、1戦目に勝たないと勝率は5割を超える見込みがなくなりますので、まずは1戦目ですよね。
当然といえば当然ですが、そこがなかなか難しいところ。
しかしそこを突破しなければ有明にも手がとどかない。

今週は日曜日のみの観戦になりますけど、
もちろん、3連勝を見に行く予定ですよ。
Posted by 不安気ライド! at 2011年10月21日 10:35
せんさん、こんにちは。ハピブーのいまなおです。
いつもブログにコメントありがとうございます。

さて日曜の秋田vs大分戦ですが非常に苦しい内容でした。僕はバスケに詳しくないので細かいことは言えないのですが

『手も足も出ないってこういうことなんだ!』

と悲しいくらい痛感しました。でもシーズン始って直ぐにチームの弱点が判明したことは悪くなかったと思います。弱点を直す練習を積み重ねれば良いのですから。

それにしても大分さんは強かったです。滋賀さんvs大分さんの試合が楽しみです。
Posted by いまなお at 2011年10月21日 12:41
不安気ライド!さん、コメントありがとうございます。

「bjリーグの醍醐味は、昨日負けた相手にリベンジ出来るチャンスがある。」本当にそう思いますが、やってる選手の皆さんは大変でしょうね。

1人の選手が2日間同じパフォーマンスを続けられるかと言うと、相手も研究してくるのでなかなか難しいと思います。だからこそチームの総合力が必要なのだと思います。

昨シーズンのレイクスターズは騎士の集まりでした。しかし今シーズンは武士の集まり、つまり軍勢に生まれ変わろうとしています。耳障りは良い響きですが、実際はコミュニケーション、コンタクト、山積みの課題を一つ一つクリアしていかなければならない事でしょう。そのためにヘッドコーチが居ます。アシスタントコーチという参謀が居ます。2人を信じてチームの輪を高めていって欲しいと思います。

勝敗の責任はコーチにありますが、プレーするのはあくまでも選手の皆さんです。コーチの指示通りにプレーする選択肢もありますし、しない選択肢もあります。だから僕は常々「強くなるのは意志。」だと申し上げるのです。世の中に「正解」はありません。結果を「正解」にするのは自分の意志、つまり信じる心、諦めない心、信念だと思います。

連敗する時も必ずあるでしょう。そんな時に如何に原点に立ち返る事が出来るか。アランヘッドコーチのバスケットをとにかく1シーズン通じて貫いて欲しいです。結果よりも過程を大切にして欲しいと願う今シーズンです。
Posted by せん at 2011年10月21日 21:19
いまなおさん、ようこそお越し下さりました。誠にありがとうございます。

不思議なものですね。あれだけ強いバスケットを展開する中村ヘッドコーチですが、何故か大分ヒートデビルズを苦手にされているんですよね。あるんですよねそういう事って。

どうやら中村ヘッドコーチは信平選手、菊地選手、庄司選手を核に期待を寄せているみたいですね。中村ヘッドコーチの凄さは、一瞬でその人を見抜く眼力です。シューターを重要視するヘッドコーチらしい眼力だと思います。この3選手の中では僕は特に信平選手を高く評価しています。昨シーズンの滋賀県立体育館で行われた滋賀レイクスターズ 対 秋田ノーザンハピネッツ戦の信平選手のオフェンスリバウンドは今でもはっきりと覚えています。彼一人にヤラれた感いっぱいでした。いまなおさんにぜひ見てもらいたかったです。

そうですか、ヒートデビルズはそんなに強かったですか。いまなおさんのブログより、裕紀ヘッドコーチの、敗戦後の2時間研究対策の情報を引用させて頂きましたが、ヒートデビルズのチーム力はかなり高そうですね。

いまなおさんのおっしゃる通り、弱点を克服するのは練習あるのみです。そして同じ失敗、同じ轍を絶対に踏まないのが中村バスケットです。ハピネッツの試合ももちろん気になりますが、どうか滋賀レイクスターズの試合にもご注目下さい。

いまなおさん、いつも中村ヘッドコーチの言葉を伝えて下さって本当にありがとうございます。いまなおさんのブログのお蔭で、秋田の魁バスケットが隣県に感じる事が出来るのです。どうかこれからも秋田ノーザンハピネッツの事を伝えて頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

秋田ノーザンハピネッツ戦も彦根体育センターで開催なんですよね。彦根体育センター周辺は琵琶湖のほとりも近く、史跡文化の多い素晴らしい街ですよ。きっといまなおさんにも気に入って頂けるかと思います。いまなおさんをはじめ、沢山のハピネッツブースターの皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
Posted by せん at 2011年10月21日 21:36
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