ラジヲとギター

兵法には｢勝算の無い戦いはするな。｣という教えがあります。いくさには賢明な走り方、立ち姿、心得というものがありますが、時にはその真逆の事をしなければならない場面もあります。その時は迷ってはいけません。バスケットというスポーツは躊躇するものには結果を与えてはくれないものなのです。



僕はこの大分ヒートデビルズ戦、もの凄く重要な試合になると思います。と言いますのもレイクスターズにとって残り１４試合のうち、実にヒートデビルズ戦が４試合も残されているのです。しかも前回のビーコンではレイクスがほぼ快勝の連勝を果たしました。

レイクスの勝ち方を熟知しているマットや鈴木や公威がそう易々と道を空けてくれるでしょうか？。僕にはそうは思えません。しかも彼らもしっかりとプレイオフ争い真っただ中、たとえ相手がどのチームであろうとも倒さなければならないのは同じです。

ヒートデビルズは緻密なバスケットをすると言われています。何試合か彼らの勝ちゲームを見ましたが、確かにセットプレーからのレイアップの展開が結構多いのです。これはつまりアウトナンバーを多用している事を現わしています。つまりハーフコートの１／２に戦力を限定して３人で２人のＤＦを巧みに攻めているんです。

しかし彼らのヘッドコーチはヘップＨＣ、外国人ヘッドコーチです。外国人ヘッドコーチは実に引き出しが多くて多彩です。時に思い切ったディフェンスバスケットで浜松を破ったりします。しかも浜松に連勝しそうな勢いでした。



もし兵法の真逆が必要だとしたら．．．．．僕は今回のヒートデビルズ戦、バスケットカウントが数多く出て欲しいと願っています。リングに闘志剥き出しに挑んで欲しい。

湖北のヒートデビルズ戦と言えばそれに相応しいプレイヤーが居ます。三男竜一です。湖北の地でリングに向かい闘志剝き出しに攻めるのに彼を差し置いて一体誰が居るでしょうか。

頑張れ竜一！、リングに向かって真っすぐ突き進め！。