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2011年12月27日

ユース育成の教え

ユース育成の教え
日経新聞のコラムに興味を引くコラムが書かれてありましたのでご紹介させて頂きたいと思います。まずはオフトさんのこれまでのサッカー界における偉大な功績を称えたいと思います。長い間、本当にお疲れ様でした。

僕がやはりこの記事から感銘を受けたのはこの部分。

「ユースの選手を懸命に育てる事だ。」

元々コミッショナーが書かれた「意地を通せば夢は叶う!-bjリーグの奇跡」の中にも「このリーグを一過性のものに終わらせるつもりはないので、Jリーグの様に海外から大物選手を獲得はしない。」という主旨が書かれています。つまり、オフト氏の考えは、そのままbjリーグの理想・理念に結び付くと思うのです。

一方、高校バスケットで有望な選手は早くから大学からスカウトされ、大学でその選手が成功すると日本リーグに入団するというのが今までの日本バスケット界のスカウトでした。

bjリーグが誕生して7シーズン目を迎えますが、実際はどうでしょうか。どの球団もとてもじゃないけどその理想からは程遠く、観客動員数に一喜一憂し、経営難に悩まされ、他に充実させなければならない運営費が嵩んだり様々な問題に直面しているのが現状ではないでしょうか。

意地を通すだけのただの「意固地」で終わってしまっては、7年前のあの痛みは何だったのかという虚しさだけが残ります。そんな事は絶対にあってはならないと思います。

僕は、3.11であれだけ多くの人々の真心が集まったこのリーグのポテンシャルは決して低くないと思っています。

日本の各地で地域に根差したバスケットボールクラブチームが誕生し、バスケットボールを通じて有能な選手が生まれ、やがてその中から国を代表する選手が生まれる。バスケットが地方を変え、バスケットが地方を幸せにするこのプロジェクトの成功を諦めずに根気強く目指していきましょう。




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Posted by せん(閃) at 23:31│Comments(0)本の感想
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